【感想・ネタバレ】族の系譜学 ユース・サブカルチャーズの戦後史のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

太陽族からみゆき族、暴走族、アンノン族、クリスタル族などの「族」の系譜をたどり、オタク、渋谷系、コギャル、裏原系へという「族から系への転換」を見定めて、若者文化の変容を照らし出す戦後史。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 本書ではOO族の歴史が年表のように読み進めていくことができる。社会的背景、きっかけ、メディアの存在...複合的な要因から族が発生していることがよくわかった。
 サブカルチャーを雑誌等で勉強してまでも上昇しようとする特徴。また、オタクのような知識量を比べて競う特徴。識字率が高く活字メディアの規定力が大きい日本においては、それが特徴的だなと思えた。
 このような分類学はその族時代を経験している当人達にとってはなんら意味のないものだが、しかし、大雑把に傾向をつかみ、そこに問題を合わせ、事実と原因は何かをつぶさに分析していくことは大切だな。

0
2012年05月09日

Posted by ブクログ

戦後日本における、ユース・サブカルチャーの変遷。最初に、アメリカ、イギリスにおけるユース・サブカルチャーの方法論などを紹介し、それを採用して日本にほけるユース・サブカルチャーを分析していく。まぁ、おもろい。ただし、だんだん分析の切れ味が悪くなっていくのがいなめないw

0
2012年05月07日

「社会・政治」ランキング