【感想・ネタバレ】それでもクラシックは死なない!のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年07月08日

日本のクラシック販売業界が生ぬるく瀕死の状態にあっても、実際にはすばらしいアルバムが出ていると主張して、著者は厳選100枚を紹介している。絶対間違いないと自信たっぷりである。古いCDの発掘・復刻、有名指揮者・演奏家、無名のベテラン・若手の音楽家、埋もれた作曲家たちを怒涛の如く取り上げていて、その誉め...続きを読む言葉の過激なことは無類である。
「いてはいけない魔教徒の集会に参列してしまったような恐怖感・焦燥感を感じた」(ケーゲル)
「この耽美的な美しさは夜の海の毒クラゲ」(エッシェンバッハ)
「うへえ、いまどきこれほど強烈な体臭を感じさせるピアニストがいるんだ」(フジ子・ヘミング)
「奇怪・痛快・爽快」(ガロワ)
「まさかの地獄絵図」(デ・サバダ)
「史上最狂のチャイコフスキー」(ホロヴィッツ)
「わがまま個性か?ついに復活!史上空前の美」(フー・ツォン)
「異端と野生、お下劣炸裂」(ユーリ・シモノフ)
「音楽史上最も淫蕩で狡猾な作曲家」(アレッサンドロ・ストラデッラ)
「この世で最も神に近い音楽」(ビーバー)
いやはや、凄いでしょ。聴きたくなるでしょ。でもねえ、買うとなると結構かかるよ。

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