【感想・ネタバレ】アメリカ雑誌に映る〈日本人〉 オリエンタリズムへのメディア論的接近のレビュー

あらすじ

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アメリカ人は<日本人>をどうイメージしてきたのか。アメリカ最大の自然科学雑誌で日本でも10万人の読者をもつ「ナショナル・ジオグラフィック」や「タイム」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」などが描き続けてきた日本人像を丹念にたどり、サムライ、ゲイシャから企業戦士、テクノロジー、ジャパニメーション、オタク文化という変遷にオリエンタリズム=差別的なまなざしの軌跡を読むメディア論。

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Posted by ブクログ

古典的オリエンタリズム
「ゲイシャ・ガール」「サムライ」

テクノ・オリエンタリズム
「東洋」人にサイボーグ的・機械的な「非人間性」という意味を付与。
それに「西洋」の「人間性」を対比して差異化、差別化。古典的なオリエンタリズムの崩壊に直面し、テクノ・オリエンタリズムという新たなリプレゼンテーションをもって「東洋」人を他者化しながら、「西洋」的自己とその優位性を再構築しようとした。

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2017年06月08日

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