あらすじ
「時空」と「私」の謎に取り組んできた不思議研究所の森田健が、運命の不思議に迫る、初の語りおろし本。六爻占術の的中率を通して、運命の9割は決まっていて、どうなるかわからない部分は1割しかないと確信するにいたった森田健。1割を司るのが「幸運の女神」だ。1割しか変えられないといっても、その1割次第でお金持ちにもなれれば、病気からも回復できる。その証拠に森田健自身、株で4億円以上儲けている。また、森田健の親戚の夫婦は、「羊のストラップ」で懐妊に成功している。森田健が本書で明かした「幸運の女神」攻略法は6つ。
1自分で運命を切り開こうとしてはいけない
2はっきりした“問い”を持つ
3小さな不幸は「ラッキー」と思え
4見返りを期待せずに行動する
5服装や髪型など、外見に気を遣う
6「風水」を使って女神に居ついてもらう
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Posted by ブクログ
不思議研究所所長森田健先生、2009年の著作。これまでの著作はもりけん先生の書き下ろし作品でしたが、これは語り下ろし作品ともいうべきもの。もりけん先生の講演会DVDを観たマガジンハウスの編集の方が、もりけん先生の語りの面白さを文章化しようとした作品で、フリーのライター伊藤和弘氏が構成を担当。
書いてある内容は、六爻(ろっこう)占術の外応、という、いわばシンクロニシティ的な内容が中心。体外離脱体験や道教修業体験、六爻占術や輪廻転生を、理論的に書き、それが結果的に奇天烈な雰囲気になるのがもりけん先生の著書、という感じですが、これは割と普通にちょっとスピリチュアルな自己啓発本。もりけん先生が書いた本に比べて、だいぶ読みやすいんですけれども、読み応えがあまりなかったです。