【感想・ネタバレ】真の指導者とはのレビュー

あらすじ

政財界、教育界、芸術の世界で一時代を築いた傑物に見られる普遍の資質。それは「指導者としての自負」「世界観と長期ビジョン」「哲学」「戦略性」「旺盛な行動力」「日本固有の価値基軸としての『武士道精神』」の有無にある。現代社会の停滞と混迷を打開するには、我々一人一人が21世紀を生きる指導者たらんとする自覚を持たねばならない。そのための思考、行動様式とはいったい何か。先達の叡智、言動、知られざるエピソードをもとに、具体的かつ詳細に説き明かす究極のリーダー論。

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Posted by ブクログ

現代の日本に警鐘を鳴らす良本です。マスコミや常識と呼ばれるものを鵜呑みにするのではなく、真の日本の指導者はこうあるべき、という内容が具体例を交えて分かりやすく書かれている。気づきが多く大変参考になりました。オススメです。

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2016年05月31日

Posted by ブクログ

震災が起こる前、竹島問題や尖閣諸島問題がここまで大変なこととなる前、都知事をやめる前に書かれた本であるが、現在彼が感じている危機感やそれに伴う行動が全てまとめられた一冊であった。
平和のとらえ方、憲法がどのようなものか、政治家が本当に行わなくてはならないこと、家庭や学校での教育のありかた、指導者としての人間の器の大切さなど、さらっと読んだが多くのことを学ぶことができたように感じる。

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2012年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実は、石原慎太郎の著書は初めて。
よかった。
なんか、あるべき姿、理想の姿、こうじゃなきゃダメってことを理路整然と指摘してくれた。

良書です。

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2011年11月30日

Posted by ブクログ

タイトルからは石原さんのあるべきリーダー像とは?が記されているかと思いきや、ある程度はあたっているものの歴史上の人物から見たリーダーたるべき理想像から始まって、現在の政治・社会に対する提言までいろいろ記載されています。石原さんの博学さを思い知らされるとともに、参考文献ものっているので石原さん思想のルーツ(それですべてというわけではないですが)を知ることができます。
一昨年は「ヘミシンク」にはまり、昨年は一転して「人生を考える小説」、で、今年は「歴史物」がマイブームになりそう。

リーダー像を追い求めるというより、自らの生き様を見直すとともに、これからの社会をどうして行くべきかについて考えるきっかけを作ってくれるうれしい一冊でした。

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2011年04月09日

Posted by ブクログ

詳しい歴史の解説やあまり知らされていない歴史の裏舞台などから指導者としての生き方や生きざまを詳しく解説してくれている。
その他、色々な視点で指導者のあるべき姿を示してくれている。
最後に「存在」と「時間」という「哲学」論で指導者論を締めくくっている。
著者である石原慎太郎氏の魅力、指導者としての魅力が「真の指導者とは」を解説してくれている。

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2012年12月23日

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この人の本はじめて。
偶然にも今日読んだ福田和也の著書からの引用もあって、本の中身も人の器量のこととか書いてあって似通っているとこもあった。

この本も海外含め歴史の先人から学ぶことが多い。

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2013年01月23日

Posted by ブクログ

読者層を広げたくて、攻撃的でなく万人受けするタイトルにしたんだろうな。中身もリーダー像論を展開しつつ、筆者の政治主張の普及目的のための本に感じる。憧れるリーダー像というよりは、今後の日本に必要なリーダーを示している。

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2017年12月15日

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