あらすじ
働きたいのに働けない―いまの世の中の問題はすべてこの一点にあると考える横田さん。それを社会が悪いせいにするのは簡単だけど、まず個人個人が働き方の意識を変えてみるだけで、もっと社会は活性化するのではないか。特に女性はフットワークも軽くて感性も豊かな上、社会貢献の意識も高い。またITの進化が働き方の選択肢を増やしてくれた現在、女性が自分自身で起業するのにいい時期になったのでは。規模は小さくても元気な女性社長が増えれば日本はもっと明るくなる!
ということで、この本では、終身雇用や専業主婦志向はもはや願望でしかない! を前提に横田さんがリクルートを退社しコラボラボを立ち上げるに至った経緯、女性社長.netに参加している会社の実例、起業に必要な大切な要素、やりたいことが見つからない人へのアドバイスなど、起業を目指す人に限らず、実際役立つ情報をイラストを交え楽しく読みやすい構成にしている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人口が減少し、就労人口が減る中、女性の労働力は今後、日本にとって、必須と思います。
また、大きな変化ではなく、小さな変化のつながりが、変化を支え、時代を変えるものであると思うので、女性の起業、女性の多様な働き方は、起爆剤になると思います。
著書の題名が、『女性経営者が、日本を救う』ですが、以下の点は、知らなかった。
自社の価値をはかる尺度が女性経営者は、多種多様である。
競争という枠組みで、経営している人が少ない。
売上や、規模で、競い合う意識よりも、お互い助け合い、補おうとする意識のほうが高い。
また、女性経営者は、小さい会社が多く、5人以下が多い。8割が30代から、40代である。女性経営者の数は、男性経営者の数の20分の1。
これらの状態は、時代が、競争から共創へのパラダイムが変わりつつある。
人は、拡大を目指さなくなった瞬間から、みんなでリスペクトしあうのが、当たり前になる。
なるほどなぁ。