あらすじ
超多忙な大学病院の病理医であり、宇宙飛行士の夫になってしまった男の、やせ我慢と知的こだわりの日々をユーモラスに記した珠玉エッセイの数々。 ※本作品は2003年3月、小社より刊行された『ハードボイルドに生きるのだ』に加筆・修正したうえで、文庫化したものです。
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Posted by ブクログ
読書日記では溢れるメジャーリーグ愛もさることながら、いろんなノンフィクションを読んでてその読書の幅の広さに改めて驚かされる!
奥さん自慢をするときはそれ専用の本を書くと豪語してるのもご愛嬌で面白い。
Posted by ブクログ
てっきりJAXAの職員だと思ってたけど病理医だったんですね。
宇宙兄弟に出てなかったっけ?
とにかく変わったおっちゃんのエッセイで面白い。後半の書評では読みたい本がたくさん見つかった。
Posted by ブクログ
「君についていこう」と違ってあまり宇宙飛行の話は多くなくて、内容的にはどうということもない気もする(たいへん失礼!)けれど、わたしは個人的にマキオさんの文体がすごく好きみたいで、おもしろく読んだ。なんか親しめる文体なんだなー。けっこうだらだらとしていて(たいへん失礼! でも長くなることを気にしないっていいな!)、「私ってどうしてこんなにデータ分析が好きなんだろう?」とかいうつぶやきとか、千秋さんの台詞がいちいち「ねえねえ、マキオちゃん」からはじまるとか、なんだか愛らしい感じで。あと、会話を文字に起こすのがうまいな、と。アメリカ人との英語でやりとりを訳したときのしゃべり言葉も、日本語だったらそういう雰囲気なんだろうなっていうのがよくわかる。