【感想・ネタバレ】マイケル・ジャクソンのレビュー

あらすじ

希代の音楽家、マイケル・ジャクソンにまつわる誤解を解く。世界でもっとも有名な家族・ジャクソン家の人間関係、絶頂期の混乱と「孤独」、マイケルをどん底に突き落とした「少年虐待疑惑」の真相、「THIS IS IT」での大復活の理由と、その知られざる舞台裏まで──。初心者からマニアまで、すべてのファンに捧ぐ、マイケル・ジャクソン入門書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書

に続く、西寺郷太さんの、マイケル本の2冊目。前著に引き続き、素晴らしい本です。

マイケル・ジャクソンという、稀代のエンターテイナーに関する、とんでもなく分かりやすい伝記、というか、解説本なのですが、何しろ素晴らしいのは、
前著でも顕著なのですが、西寺さんの、圧倒的に愛にあふれた、マイケルに対する語り口。

「自分が心から好きなものを、なんとかして、他の誰かにも正しく伝えたい。知って欲しい」という気持ちが、溢れすぎています。
そういう意味では、マイケル・ジャクソンという人物を知る最適の本であり、西寺郷太さんの優しさ、誠実さを垣間見れてしまう、二重に素晴らしい本だなあ、と思う次第でもあります。

個人的には、まずは、

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書

を読んでから、この本を読んでもらえたら、更にマイケルに関する理解が深まるんではないかなあ?と思う次第です。
で、もちろん、マイケルが遺した、素晴らしい音楽そのものを、どんどこ聴いてもらえたらなあ、と。素晴らしいショート・フィルムを、どんどこ観てもらえたらなあ、と。

なんせ、このご時世、you tubeがありますからね。マイケル・ジャクソンの、公式チャンネルもありますし。マイケルの偉大さを知るには、今のご時世、最高の環境なんではなかろうか。そう思う次第です。
で、そんな時代になることを、既にちゃんと把握していたであろう、西寺さんの評論も、大変に素晴らしい。マイケル・ジャクソン、本当に素晴らしい。

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2018年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評論というカテゴリ付けをしてしまったが
マイケル・ジャクソンという人を論じるというよりも
彼の生涯をつぶさに紹介するというスタンス。伝記といっても差し支えない完成度。
家族の話、80年代の栄光、疑惑と裁判、『THIS IS IT』という
4本の大きな柱を基に書かれている。

ジャクソン5のデビュー、ウッドストック、ビートルズ解散といったエピソードを
生まれていない筈なのにまるで見てきたように生き生きと書き記す筆致に
西寺氏のマイケル愛がダダ洩れになっているのを感じた。
個人的にはずっと謎だと思っていた虐待疑惑の謎が解けたこと、
『USA for AFRICA』とプリンスのエピソード、
『THIS IS IT』の舞台裏を文章という形ではあるが堪能できたことが
非常に満足。
ライオネル・リッチーのインタビューは一読の価値ありだと思う。

本書で描かれるマイケル・ジャクソン像を見て思うのは
子供である年齢のときから大人でいることを強要されたことで
実際大人になったときに、子供時代を取り戻そうとしてたのかな、
或いはある部分で大人になることを拒んでいたのかな、ということ。
そしてものすごく純粋で優しいひとだったんだな、ということだった。
だからこそ悪意に晒されてしまい、あんなひどい疑惑が生まれたんだろうと。
それにしてもメディアの影響力は何処の国にあっても怖い。
振り回されない自分でいたいと改めて思う。

映画館で観たとき、エンドロールが終わった途端に拍手が起こった『THIS IS IT』。
この本を読んでいたら、改めて観たくなった。
というかこの本を読んだ後に『THIS IS IT』を観たかった。

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2013年07月09日

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