あらすじ
希代の音楽家、マイケル・ジャクソンにまつわる誤解を解く。世界でもっとも有名な家族・ジャクソン家の人間関係、絶頂期の混乱と「孤独」、マイケルをどん底に突き落とした「少年虐待疑惑」の真相、「THIS IS IT」での大復活の理由と、その知られざる舞台裏まで──。初心者からマニアまで、すべてのファンに捧ぐ、マイケル・ジャクソン入門書。
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マイケルを「ひとりの人間として」描いた画期的な一冊。
まず、作者のマイケル及びジャクソンファミリーへの愛と尊敬をひしひしと感じる。様々な疑惑やゴシップに対しては冷静な視点で、マイケルの内面については本人の言葉やごく近しい人の話で綴っている。
マイケルファンも、これからマイケルを知ろうという方にもぜひオススメしたい良書。翻訳して海外でも発売してほしい!
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新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
に続く、西寺郷太さんの、マイケル本の2冊目。前著に引き続き、素晴らしい本です。
マイケル・ジャクソンという、稀代のエンターテイナーに関する、とんでもなく分かりやすい伝記、というか、解説本なのですが、何しろ素晴らしいのは、
前著でも顕著なのですが、西寺さんの、圧倒的に愛にあふれた、マイケルに対する語り口。
「自分が心から好きなものを、なんとかして、他の誰かにも正しく伝えたい。知って欲しい」という気持ちが、溢れすぎています。
そういう意味では、マイケル・ジャクソンという人物を知る最適の本であり、西寺郷太さんの優しさ、誠実さを垣間見れてしまう、二重に素晴らしい本だなあ、と思う次第でもあります。
個人的には、まずは、
新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
を読んでから、この本を読んでもらえたら、更にマイケルに関する理解が深まるんではないかなあ?と思う次第です。
で、もちろん、マイケルが遺した、素晴らしい音楽そのものを、どんどこ聴いてもらえたらなあ、と。素晴らしいショート・フィルムを、どんどこ観てもらえたらなあ、と。
なんせ、このご時世、you tubeがありますからね。マイケル・ジャクソンの、公式チャンネルもありますし。マイケルの偉大さを知るには、今のご時世、最高の環境なんではなかろうか。そう思う次第です。
で、そんな時代になることを、既にちゃんと把握していたであろう、西寺さんの評論も、大変に素晴らしい。マイケル・ジャクソン、本当に素晴らしい。
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西寺さんのマイケル愛溢れる一冊。とはいえ、ただ好きな気持ちを述べているだけでなく資料を整理し(膨大な量であっただろう!)客観性も備えているので説得力がある。マイケル・ジャクソンというスーパースターを知るには良いテキストだと思う。
音楽に興味を持った年頃にはすでにマイケルは「かっこ悪い」存在だった世代としては「This is it」以降多分来たであろう、ムーブメントの再来を経験する事ができず残念でならない。調子いいのはわかってるけど。
あらためてマイケル・ジャクソンの歴史とはアメリカの70年代以降のポップスの歴史なんだと感じた。
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マイケルの生涯について少年時代からあの衝撃的な死まで丁寧に語られている。著者の西寺氏は一人のマイケルファンとして、音楽家としてだけでなく人間として愛していることがわかり、作品だけでは伝わりにくいマイケルの優しさ、人間らしさが伺える。改めてこの本でマイケルがあのように亡くなったことが本当に残念に思えてきた。
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[ 内容 ]
なぜマイケルは誤解されたか。
ジャクソン家の人間関係、全盛期の混乱から、少年虐待疑惑の真実、「THIS IS IT」舞台裏まで。
[ 目次 ]
第1章 ジャクソン兄弟物語(前編)(新世紀の街;父の夢、母の宗教 ほか)
第2章 ジャクソン兄弟物語(後編)(月面着陸とウッドストック;6年で469曲 ほか)
第3章 「マイケル」と闘うマイケル―絶頂期の混乱(ライオネル・リッチーとの対談;“ウィ・アー・ザ・ワールド”の謎 ほか)
第4章 糾弾と忘却―少年虐待疑惑を検証する(リバティ・タワーズの銃弾;チャンドラー家の検証 ほか)
第5章 「THIS IS IT」への道(逆風の90年代;マドンナの忠告 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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本日仕事帰りに買って、夕食後、一気に読み終えた。マイケルを愛する作者による、とても丁寧な、しかしコンパクトで読みやすいバイオグラフィー。作者の愛情は、バイオ執筆者として正しいベクトルを向いていて、敬愛を基本に、しかし筆致は冷静に、マイケルの生涯を描き出している。しかし文章の端々から、彼がその生涯でマイケルの音楽に託して来たであろう想いがにじみ出ていて、同じくマイケルの音楽に物心ついた時から惚れ込んでいた私にとって、こういう人がマイケルの生涯について語ってくれて、本当に良かったと思う。格別に新しい説や、世間を驚かす様な新ネタがあるわけではないが、誠実に書かれた本。書物から入るマイケル入門として最適かと。(勿論、マイケルを知るには、ヴィデオを見るのが一番なわけだけれど)
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その人間性について語られることが多いマイケル関連本において、著者自身が音楽家であればこその視点から、ときおり語られるマイケルの楽曲への解釈・評価はファンとして嬉しい。
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「新しい『マイケルジャクソン』の教科書」と一緒に読むと良いと思います。
どちらも良書ですが、
映画"This is it"を観た人にはこちらの方が良いかも。
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世界一のマイケルファンであり、マイケル研究家であると言っても過言ではない筆者だからこその素晴らしい読み応え。貴重な証言に基づく事実と長年の研究に基づく私見が入り乱れるその筆致には迫力すらも感じた。特に少年虐待疑惑を検証する第四章は必読かと。
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この本で、3つのことを知ることになる。
マイケル・ジャクソンは6歳からずっと公の芸能人として生きてきたこと。児童に対する性的虐待については、10年間FBIが捜査してもその事実は見つからなかったと。
そして彼がミュージックシーンのトップを走り続けていたことだ。
私は、この本に書かれている「無知な一般人」ポジションに居て、一通りの誤解をする側に居り、かつ、音楽を聴いたこともない。
これを、読むと彼の曲を聴いたりショートフィルムを見たくなる。
まずは「THIS IS IT」 を見ましょう。
Posted by ブクログ
80年代、多くの人達がマイケルの歌にダンスに熱狂した。
彼の完璧なパフォーマンス、圧倒的な存在感に夢中だった、はずである。
でもいつの間にかマイケルを好きだということがだんだんと恥ずかしいと思うようになってしまった。
あれほど好きだったはずだったのにマイケルのCDは埃をかぶったまま。
何を隠そう、私もそんな一人だ。
10代のころはあれほど夢中だったのにいつの間にか自分の現実世界が忙しくなって、繰り返し記事になる彼のゴシップにも嫌気がさしマイケルのファンであることは過去形になった。
そんな中でずっと変わることなく彼のファンであり続けたのが作者の西寺さんだ。
まあ、この記事の内容が半端ない。
膨大な資料を読み込んでいるのがよくわかる。
私もなんだかんだと言いながらマイケルを追いかけていたので目新しいことはなかったけれど、様々なアーティストとのエピソードなどは興味深く読ませてもらった。
ここまで徹底してマイケル擁護するのは立派だなとも思う。
ただ、やはりマイケルが変わっていることは紛れもない事実でどうせ書くなら彼の不可思議な結婚や子供たちの事にも触れてほしかったなと思う。
なんて偉そうなこと書いちゃったけど、やっぱりマイケルはすごいのだ。
ここからは自慢になるが(笑)、私はマイケルに会ったことがある。
かれこれ15年くらい前の話になる。
友人とフロリダのディズニーワールドに行った時のこと。
ダウンタウンディズニーのある店に入り商品を眺めていると、友人の目が点になっている。
何事かと思うと店内にはマイケルとそのボディーガードが!!
店内は私たちともう一組の客がいるだけで、入り口はすでにシャットアウト。そう、貸し切りである。
呆然自失の私はそのまま固まってしまったが、マイケルが店外に行ってしまってから我に返った。
だーーーっとダッシュし、彼の背中に向かって
"I'm a great fan of you. Can you shake hands with me?"
と発する。
マイケル、くるっとこちらを向いて握手してくれましたよ。
大きな白い手、あったかかったな。一言も発してくれなかったけど。
そう、間違いなくマイケルはいい人です!!(笑)
ファンでいてよかった~。
半分ファンをやめていたことはこの際棚上げに。
気づくとディズニーダウンタウンのBGMはすべてマイケルのヒット曲が流れていた。
にくい演出だな~。
なんだかんだ言いつつ、マイケルと同じ時代を生きてこれたこちに感謝、かな。
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評論というカテゴリ付けをしてしまったが
マイケル・ジャクソンという人を論じるというよりも
彼の生涯をつぶさに紹介するというスタンス。伝記といっても差し支えない完成度。
家族の話、80年代の栄光、疑惑と裁判、『THIS IS IT』という
4本の大きな柱を基に書かれている。
ジャクソン5のデビュー、ウッドストック、ビートルズ解散といったエピソードを
生まれていない筈なのにまるで見てきたように生き生きと書き記す筆致に
西寺氏のマイケル愛がダダ洩れになっているのを感じた。
個人的にはずっと謎だと思っていた虐待疑惑の謎が解けたこと、
『USA for AFRICA』とプリンスのエピソード、
『THIS IS IT』の舞台裏を文章という形ではあるが堪能できたことが
非常に満足。
ライオネル・リッチーのインタビューは一読の価値ありだと思う。
本書で描かれるマイケル・ジャクソン像を見て思うのは
子供である年齢のときから大人でいることを強要されたことで
実際大人になったときに、子供時代を取り戻そうとしてたのかな、
或いはある部分で大人になることを拒んでいたのかな、ということ。
そしてものすごく純粋で優しいひとだったんだな、ということだった。
だからこそ悪意に晒されてしまい、あんなひどい疑惑が生まれたんだろうと。
それにしてもメディアの影響力は何処の国にあっても怖い。
振り回されない自分でいたいと改めて思う。
映画館で観たとき、エンドロールが終わった途端に拍手が起こった『THIS IS IT』。
この本を読んでいたら、改めて観たくなった。
というかこの本を読んだ後に『THIS IS IT』を観たかった。
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スリラーはリアルタイムだったのに、マイケル・ジャクソンのことを何にも知らなかったなあと思い知らせれる本でした。
ジャクソン5の頃から歴史を追ってMJの軌跡を教えてもらい、改めてそのすごさがわかりました。
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ウイークエンドシャッフルでマイケル特集の時から気になっていたので読んでみました。
番組もおもしろかったけど、それ以上に良かった。
久しぶりにマイケルのCDを聞きながら読んだ。
今見てもマイケルのダンス&歌はすごい。何でか涙が出そうになった。
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先に「マイケル・ジャクソン裁判」を読んだが、こちらを先に読めばよかった。マイケル・ジャクソンのヒットソングは知っているけどその後どうなっちゃってたの?という人にすべて分かりやすく解説してくれている。両親、兄弟の紹介から「ウィ・アー・ザ・ワールド」の秘話、黄金期をすぎた頃の時代の変化に対応しなかったマイケル、そしてその後のマイケルブーム再来の分析、など面白い話が盛りだくさん。
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マイケル・ジャクソンとその兄弟の人生と少年虐待疑惑、そしてThis is itについて、マイケル・ジャクソンについてよく知らなくてもわかるように丹念に解説されている。
この本の中では、キング・オブ・ポップとしてではなく、一人の人間としてのマイケル・ジャクソンが語られている。
そこには音楽だけでなく、人間としてのマイケル・ジャクソンへの筆者の愛情が非常に感じられた。
マイケルの死をさらに残念に思ったのとともに
メディアのあり方やその情報を鵜呑みにしてしまう我々についても
考えさせられた。
マイケル・ジャクソンについて断片的にしか知らない人には是非読んでもらいたい一冊。
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今回の本は、兄弟のことがよくわかる一冊。前に読んだ本は、スキャンダルのことばかりで、目を背けたくなったが今回の本は、マイケルと兄弟たちの繋がりなどわかりやすかった。それにしても、偉大な人を亡くしてしまったなあと改めて思う。ラストステージが行われていたら、間違いなくスリラーを超えるものだったはず!
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新書で、マイケルの生涯がコンパクトにまとめられているため、マイケルを知らない人が最初に読む一冊に持って来いである。
1990年代から死を迎える2009年まで、メディアの偏向報道のせいで、奇人・変人のイメージを作り上げられてしまったマイケルだが、本書の様な本で、その誤解が解ければ、マイケルファンとしては嬉しい限りである。
”本書の最大の意義は、「少年虐待疑惑」を本格的に研究し、豊富な資料の中から導き出した結論を発表することにある”と著者が「はじめに」で書いている通り、全5章ある本書の1章分を使って、1993年の性的虐待疑惑(チャンドラー事件)の全貌を明らかにしている所が本書の最大の功績だと言える(ちなみに、2005年に起こった2回目の少年虐待疑惑については、詳しくは書かれていない)。
また、同じく1章分を使って、映画「THIS IS IT」の舞台裏が描かれているのが、新書ならではと言えるだろうし、本書の特徴と言えるだろう。
2009年のマイケルの死後、たくさんのドキュメンタリー番組が放送され、マイケルの少年虐待疑惑は仕組まれたものであり、完全に「白」であることは多くの人が知っているだろうが、その真相をこうして手に取りやすい新書で発売したことには意義がある。発売当初は、マイケルファン以外の一般の人や、にわかファンにも、多く手に取ってもらえ、マイケルの誤解を解く役割を果たしたことだろう。
本書は既に、廃刊になっているが、マイケルの死後の2009年~2010年の空気感が映し出されているので、当時の雰囲気の記録としても、文庫本などの形で再販する価値はあると思う。その際には、ジャクソン家の相関図や、写真を増やした方がわかりやすくなって良いと思う。
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なかなか面白く読めます。テレビでマイケルと小沢一郎の類似性を説いてたが、そんな奇を衒うことせんでも、これだけでも面白い。まじめにマイケルを研究している初モノではないか。
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マイケル ジャクソン。
ファンだと言うのが憚られた世代。
名前は知ってるけれど、凄すぎて分かろうともしなかったな。
THIS IS IT、もう一度見ないと。
整形手術についてはほとんど語られてなかった。
Posted by ブクログ
著者は大のマイケルファン。マイケルジャクソンといえばジャクソン5時代・栄光の80年代・謎めいた90年代以降に分類される。幼少期は父親からの虐待、母親の宗教問題があり80年代に成功して順調も火傷が原因とされる白人化が進んで行く。90年代には怪奇行動が目立ち、幼児虐待疑惑と整形。こんな感じに時代ごとにsceneが分かれている。端から見るとなんかアーティストと言うより人間の宇宙人化の歴史みたいな感じだが、本書の著者は完全なマイケル贔屓。しかしよく調べたなぁってくらいマイケルの数々の疑惑を弁護している。ここまで愛してるから本書を書けたんやろなぁってくらい著者のマイケル愛を感じる。幼少期から普通でない生活をしてきて大人達に翻弄されてきたマイケルが汚れを知らない子供に愛を見いだすってことは不自然さはなくて、幼児虐待自体が最終的にウソだったのに世間は彼が死ぬまで変態扱い。ウィアーザワールドだけでなく、目立たないところでも社会貢献していることさえも変態のレッテルを剥がすことにはならなかった。本書はそんな不器用で不運なマイケルジャクソンの代弁者になりたかったのだろう。マイケルの数々の功績を本書で紹介して、本書を読んだ人に著者なりのマイケルの真実を知ってもらい、いちファンとして彼なりのマイケル愛を提示したんだろうと感じた。
個人的には本書を読んで「ふ〜ん」って思った程度だが映画「THIS IS IT」を見た時ばかりは亡くなったことより生きてる時に注目してなかったことに損したと思うくらいマイケルジャクソンの凄さに気付かされた。予定されていたロンドン公演のリハ映像を見ると、実現されなかったことが非常に残念と感じた。歌もダンスも過ぎすぎる!生で見れる時に見とけば良かったとつくづく思う。