あらすじ
ひょんなことから市長に立候補してしまった青年が、現職を破り奇跡の当選――古参幹部、自民や共産の市議、医師会、地元マスコミのドン……次々と立ちはだかる難敵とのガチンコ大バトルの末、ついにリコール再選挙! ダメダメ日本を元気にする、愛と感動のノンストップ冒険物語!
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Posted by ブクログ
面白かった。もっと尖った人なのかと思っていたが、意外とすっとぼけた人ですね。実は意外とワキが甘い。鈍感力の強い人。
田舎に行けば行くほど既得権を持ってる人がいるから大変だろう。「市民のため」にどうするべきか誰にでも明確な案件でも、それが「自分のため」でない人たちに足を引っ張られるのだな。
「職業選択の候補に市長や町長というのを考えたらどうか」というようなことを言っているが、そんな気軽には考えられないよな。普通。この辺、民間人校長第一号の元リクルートの藤原さんと似てる。
こういう何でも「やってみれば」と言ってくれる長が上にいるとやる気出るよな。こういう仕事の進め方させてくれるのはいい。それかやっぱ自分がトップで意思決定しながらやっていけるのがいい。
選挙に対する姿勢が変わる(投票する側として)。福岡市の高島市長はどうだろう?ちゃんとやってんのかな?
Posted by ブクログ
あっという間に読んでしまった。
先のことを考えてるんだか、考えてないんだか。
とにかく市民のために、考えながら動く市長。
(細かく記されてはないけど)市長よりも大きな器で支え続けた奥さん。
樋渡市長の活動の原点ともいえる、沖縄の話から市長1期目の終了までを記した、超感動のドキュメント。
Posted by ブクログ
武雄市長のお話なんですが、タイトルや表紙のように、色んな利権絡みの方々にボコボコに殴られながらも、自分を突き通して行く話です。
想いはすごく強い方だと思いますが所々で、とても普通の人と同じような会話が出てくるのでとても読みやすいし笑ってしまいました(^^)
選挙も言葉では知っているけどこれほどまでに大変なんだなと改めて思いました♪
すごく素敵な一冊でした☆
Posted by ブクログ
Twitter学会をきっかけに彼のファンになりました。本庁時代から高槻市役所、そして3度に渡る武雄市長選挙、市民病院問題からのリコールなど様々なパンチを浴びてもなおファイテングポーズでつきすすむ樋渡市長の自叙伝。
Posted by ブクログ
新潟からは程遠い、佐賀県武雄市の樋渡市長の著書。樋渡市長のような首長が増えれば、地方はどんどん元気になり、日本は変わるんだろうなぁ。すごく元気をもらいました。
Posted by ブクログ
日本中にこの首長のようにいい仕事をしてくれてる方もいれば自分の利益の為にしか動かない者もいる…
全てを網羅するのは不可能だとしてももっと政治に興味を持っていい政治家を応援したい。
Posted by ブクログ
今何かと話題の武雄市の樋渡市長のお話。
スピード感とストレートな表現で一気に読めちゃう作品。
内容は良い意味でKYな樋渡市長が既存の行政機関と戦い奮闘するといったもので、読んだ感想は痛快の一言。
是非続編が読みたいと思った。
Posted by ブクログ
改めて政治の世界の怖さを認識した一冊。
パンドラの箱を開けることを恐れないこと。別の本で読んだことだが、『恐怖がなかったら、どう行動するか』。
それを行動のベースにしたいと感じる。
Posted by ブクログ
総務官僚が、地方自治の最前線へ。そこには医師会の反発など理屈だけでは動かない、感情に左右される自治の現場があった。とにかく面白い。短期間に事を成し遂げるには、少々ワンマンでなければ事は進まない。が事なかれの現場ではそれが疎まれ叩かれる。しかし、青年市長樋渡市長はへこたれずがんばっている。全国にこんな若い市長が次々と誕生すれば日本は地方から変わっていくのではないかと思う。若い自治体職員、地方政治を志す学生に読んで欲しい本。
Posted by ブクログ
東大卒、総務庁で勤務し沖縄に飛ばされ、また中央に帰り、ひょんな事から武雄市長になり、市民病院の民間移転など、多くの難問に取り組んだことがスピーディーに書かれている。
Posted by ブクログ
新しい取り組みを実現しようとする時、政治の力は大事だなと改めて感じた。でも、権力によってバランスを欠いていくことも教えてもらえた。華々しく注目された時期ではなく、少し間をおいた今読んで良かった気がする。