【感想・ネタバレ】からまるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人間の心の底にある諦め、脆さ、
言い出せない想い、

わたしもこんな風に感じる‥
こんな風に想うのは自分だけじゃ無い、私だって分かり合えるかも
だからこそ、君は1人じゃ無い!

気づいて!
そう、気づいてくれる人はいる
からまった糸のように、人々の関係がありました

☆まいまい
一人暮らしの男の家に猫のようにふらっと現れて、横にいる女性 カタツムリ

この男性の姉の子供は金魚を殺してしまう
☆ゆらゆらと クラゲ
この男性武夫と一夜を共にした田村
田村の友人の華奈子は女性が好き

孤独はあたしの背骨を掴んでがくがくと揺らす。お前は独りだよ。誰にも必要とされず、何も残せず、たった一人で朽ちていくんだよ、

たまらなく寂しくなった。世界であたし1人しかいないみたいだった。誰にもあたしの声は届かない。誰もあたしなんか知らない。いても、いなくても同じ.
嫉妬 どろどろしたものが燃え上がったり、腐ったりして‥

武夫 女医を連れて係長と魚釣り
終電間近の車両、女の子は華奈子?

☆からまる イソメ

「ちゃんと肝心な人に感情を向けなきゃ駄目だ。怒りで誤魔化すのじゃなくて、ちゃんと寂しいってことを伝えなきゃ駄目だ」
「肝心なものをみないふりをしていた。本当は傷つけあってもいいから、絡まり合わなきゃいけなかったのに、1人きりでこんがらがっていたのかもしれない

係長 奥様が不倫
筒井武夫くん、係長と釣り

☆あししげく 
篠田蒼と お母さんの19歳の過去
衝撃的なお話

☆ほしつぶ 
あおとくんの惨めな気持ち、けむりみたいに消えてしまいたい、苦しさが伝わってくる

傷ついたということはわずがでも期待したということだ。先を望んでいたということだ、それが恥ずかしかった

最後まで良かったな

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2023年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれの目線?からの物語が描かれていて
最終的になるほど〜と繋がる感じが面白いなと感じました。
それぞれの章が簡潔で読んでいて飽きずに読み終えれました!

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2023年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「自分はこうあるべきって決めつけない方がいいわ。長い目で見ないと分からないこともあるから。」


大好きな千早茜さんの作品、7つの短編でサクサクと読めた。それぞれのストーリーが繋がっていて面白いです。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私はこういう連作短編集と呼ばれるものが好きみたい。人の人生が絡みあっていく感じ。人生ってやっぱり一方面から見るだけじゃなんもわからない。人には人の事情があって、わかったようなふりしたくないなと思う。

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2021年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「まいまい」を読みあまり興味が湧かなくて「からまる」の手前で数日鞄の中に放っておいた。
昨夜、別の小説を職場に置き忘れて読むものがなくて、鞄の中の「からまる」を思い出して読んでみると引き込まれた。

かなこの話におけるとある一文がとても響いた、後書きにも載っている文。

何度か浅く泣きそうになりながら、今朝読み終えた。
羨むくらいに小説の中の海が綺麗だった。

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2019年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代を生きる男女の連作短編。
自分を形作っているのは自分だけの力じゃないから、時には受け入れてみることも大切なのだと感じる。心の奥底はどうなのかなんて自分のことですらはっきり掴んではいないけれど、複雑な人間のことだから多面的に捉えたい。
大原さんの、下手な慰めをせず、誠実で謙虚さがあるところにグッときた。
難しく考えないで、肩の力を抜いてみようと思える本だった。

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2021年03月04日

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