感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
人間の心の底にある諦め、脆さ、
言い出せない想い、
わたしもこんな風に感じる‥
こんな風に想うのは自分だけじゃ無い、私だって分かり合えるかも
だからこそ、君は1人じゃ無い!
気づいて!
そう、気づいてくれる人はいる
からまった糸のように、人々の関係がありました
☆まいまい
一人暮らしの男の家に猫のようにふらっと現れて、横にいる女性 カタツムリ
この男性の姉の子供は金魚を殺してしまう
☆ゆらゆらと クラゲ
この男性武夫と一夜を共にした田村
田村の友人の華奈子は女性が好き
孤独はあたしの背骨を掴んでがくがくと揺らす。お前は独りだよ。誰にも必要とされず、何も残せず、たった一人で朽ちていくんだよ、
たまらなく寂しくなった。世界であたし1人しかいないみたいだった。誰にもあたしの声は届かない。誰もあたしなんか知らない。いても、いなくても同じ.
嫉妬 どろどろしたものが燃え上がったり、腐ったりして‥
武夫 女医を連れて係長と魚釣り
終電間近の車両、女の子は華奈子?
☆からまる イソメ
「ちゃんと肝心な人に感情を向けなきゃ駄目だ。怒りで誤魔化すのじゃなくて、ちゃんと寂しいってことを伝えなきゃ駄目だ」
「肝心なものをみないふりをしていた。本当は傷つけあってもいいから、絡まり合わなきゃいけなかったのに、1人きりでこんがらがっていたのかもしれない
係長 奥様が不倫
筒井武夫くん、係長と釣り
☆あししげく
篠田蒼と お母さんの19歳の過去
衝撃的なお話
☆ほしつぶ
あおとくんの惨めな気持ち、けむりみたいに消えてしまいたい、苦しさが伝わってくる
傷ついたということはわずがでも期待したということだ。先を望んでいたということだ、それが恥ずかしかった
最後まで良かったな
Posted by ブクログ
それぞれの目線?からの物語が描かれていて
最終的になるほど〜と繋がる感じが面白いなと感じました。
それぞれの章が簡潔で読んでいて飽きずに読み終えれました!
Posted by ブクログ
「自分はこうあるべきって決めつけない方がいいわ。長い目で見ないと分からないこともあるから。」
大好きな千早茜さんの作品、7つの短編でサクサクと読めた。それぞれのストーリーが繋がっていて面白いです。
Posted by ブクログ
私はこういう連作短編集と呼ばれるものが好きみたい。人の人生が絡みあっていく感じ。人生ってやっぱり一方面から見るだけじゃなんもわからない。人には人の事情があって、わかったようなふりしたくないなと思う。
Posted by ブクログ
「まいまい」を読みあまり興味が湧かなくて「からまる」の手前で数日鞄の中に放っておいた。
昨夜、別の小説を職場に置き忘れて読むものがなくて、鞄の中の「からまる」を思い出して読んでみると引き込まれた。
かなこの話におけるとある一文がとても響いた、後書きにも載っている文。
何度か浅く泣きそうになりながら、今朝読み終えた。
羨むくらいに小説の中の海が綺麗だった。