【感想・ネタバレ】わからないまま母と生きるのレビュー

あらすじ

「どうかふつうにしていてくれよ」と願う私は、「ふつうの娘で、ふつうの女であってほしい」と長年私に求めてきた母と同じかもしれない。そう気付いて、少し変な母をそのまま受け入れることにした――

衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』から約10年。50歳を迎えた作家・こだまが、折り合いの悪い母との、ちょうどよい距離感を探っていく。

ウェブメディア「OHTABOOKSTAND」の大人気連載に大幅な改稿と書きおろしを加えた、最新エッセイ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらゆる深刻な状況が独特のコミカルさで描かれていて、どんどん著者を好きになっていく。
1話ずつ読んでいくと、心に元気の素みたいなものが蓄積されていく。
そして文章がとても美しい。さらさらと語られるきれいな日本語がとても好き。
ときどき「なんでやねん!」と笑いながらツッコミをいれるじぶんがいる。
ときどき思わず泣いてしまう。泣かされたあと、また笑わせられる。
こだまさん生まれてきてくれてありがとう。作家になってくれてありがとう。
事故には気をつけてほしい。
さくっと小熊に遭遇しないでおくれ(笑

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

待ちに待ったこだまさんエッセイ最新本。
やっぱり好きだなーこだまさん。
もっともっと読んでいたかった。

憎しみとか怒りでいっぱいだったはずの人を、こんなふうに面白がれるってすごいことだ。
親だからなのか?いや、親だからこそ難しいだろうに。
義母との関係に悩む私もこんなふうに面白がれたらいいのに。

斎藤さんまた登場して欲しい。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

こだまさんの書籍は夫の〜入らないから好きになり7冊目。
所々出てきたお母様とのお話。
他人がどうこう言うのもどうなのかと思いますが帯の通りくそばばあエピソードが多めです。
読みながら自分の母親を思い出し苦い気持ちになる時もあった。幼少期に母親への嫌悪感や恨みを持ちつつも大人になった現在一緒に旅行に行けるくらいになっているのが自分には出来なかった事なので羨ましさとこだまさんのパワー(なんと言っていいかわからないけど包容力?前向きさ?とか)にただただすごいなあと思って読み進めていた。
まぁでも自分も母に似てんだよな〜っていう受容とかこの雑さが母親なんだな〜とか母という人物を冷静に観察しつつ面白いエピソードを文章にされていたから自分の母親のことも俯瞰して考えることができた。

以下ツボな部分

・お母様の大谷だって〜とか見張り番じゃないとか独特な言い回し。

・辰巳湯のエピソードはいつか行ってみたいなとGoogleマップにピンを立てた。

・カフェバイトに奮闘するこだまさん

・せいちゃんのエピソード

・ガガンボ笑

ガガンボは幕張のlighthouseさんで本書籍を注文した際店主の方が納品書にガガンボで死にましたという一言があり期待してたらそれ以上の破壊力でした笑

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2026年10月04日

Posted by ブクログ

⭐︎3.9
おもしろかった〜
こだまさん、不思議な魅力があって本当に素敵です。私も幼いころは引っ込み思案で、自分の意見を言うのが苦手で、何かを主張して欲しいものを手に入れることがどうしてもできませんでした。それならいっそ黙ったまま…損を被ったとしても、注目されるよりはマシだと。だからすごーくよく分かる!

一方とある場面では大胆になる…やってみたらこれってどうなるんだろ?という興味が走り出しちゃう。そんなところも共感できます。崖から落ちたり他人になりきって従兄のライブ行ったり、急遽サーカスに行ったり、今はない祖父母の銭湯を探したり。なかなか突き抜けていて、たくさん笑いました。

今回は母と娘のお話ですね。これは時代が変わってもずっと抱えていく問題じゃないでしょうか。母親との確執や嫌悪がリアルな言葉で伝わってきました。反面教師で育ったはずが、いつのまにか自分もその母親に似てきていることに気がついたり。自分も歳をとって感じ方も変わり、色んなことが理解できるようになったり、やっぱり納得いかなかったり。どちらにせよ歳をとるとどうでもよくなってくる部分も少なからずあって、あんなに嫌っていた母親を許せる…まではいかなくとも、遠ざけなくなってくる。

そんな中年の自分と高齢の母親との向き合い方が、まさに私とも重なり共感してばかりでした。

それにしてもお母さん口悪いしわがままだな〜!側から見る分には、ただただおもしろい。正直なこだまさんのほんとうのことがたくさん詰まっていて、興味深く読ませていただきました。

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2026年09月28日

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