あらすじ
「自分の中の奥底にある何かが微妙に振れた、そんな不思議に心地よい感覚。……たぶんそれがおもしろくて、私はお茶を続けているのだと思う」(「はじめに」より)。静寂の中、湯の沸く釜の音に耳を傾け、季節の花を愛で、茶をいただき、そして、自分もまた点てる。お茶の教室は未知の世界への扉。その扉の向こうをちょっと覗いてみませんか?
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Posted by ブクログ
読み終わりました。
やはり、お茶のエッセイと言うものは、色々と共感できることがたくさんある。
所謂、お茶の先生の書いたものとは違った親しみ感がある。
森下さんのエッセイと続けて読んだのだけれど、私は森下さんの方に近い心境。
有吉さんは、色々と普通の人とは違った世界や感覚をお持ちなのだろう。
簡単に言えば、育ちが違う。持って生まれたDNAが違うと言ったところ。
陰と陽の様な感じだ。
Posted by ブクログ
お茶のたて方が詳しく載っているいるのかな、と思いきや作者のお茶への思いがほんわかと語られている本でした。
お茶を始める理由が人それぞれとのこと。和菓子が好きで始める人もいるらしいので、私も一瞬やってみようかと思いましたが、きっと無理だなぁー。