あらすじ
心がざわつく6つの衝撃。珠玉の短編集。
どこで間違えたのか。
その岐路で何ができたのか。
尊敬する友人が紹介してくれた、一石三鳥のアルバイト。
長年連れ添った妻と無意識に積み重ねてきた日常。
義理の息子のために作った、特別なレシピの卵焼き。
些細な違和感に気がつくと、見えていた景色は姿を変える――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
GOATで読んでいた分もありましたが、何回も読み返す必要がありました。期待通りでした。しかし、「知らない目」については、医学的な知識が読書において、これだけ余計に感じたことはありませんでした。膨らみ過ぎて読み返す足枷になってしまいました。
Posted by ブクログ
不穏な空気、ギリギリの空気感がクセになる。
登場人物の不完全さや歪みがたまらなく人間らしく、痛いところを突かれたと思うと同時に愛おしくもなった。
何故だか許された気持ちにも…。
好きな作品を選ぶのに難儀するくらい、どれも傑作だった。
Posted by ブクログ
心がざわつく感じ…
すっきりとはさせてくれない。
微妙な違和感や思い通りにいかないことなど、そのあとは…の展開も想像するしかないところに、ざわざわとする。
6つの短編集。
「ハザードランプ」義理の息子に作った卵焼きも本当は父親の勝手な解釈?
「念のため」同窓会の後に気づいた妻のこと。
「車止め」信頼する友人の紹介のバイトのはずが…。
「父の輪郭」両親が亡くなった後に気づいたそれぞれの性格。
「知らない目」妻との日常に違和感を覚えたときに。
「お守り」友だちがいなかった葵に年上のゆづきだけは違った。
Posted by ブクログ
なかなか一筋縄では読めない、人の心の揺れを感じさせる小説だった。
シラスの卵焼き。母親がネットに出品した物を買っていたのは父親。信頼した友人に紹介されたバイトが。物を捨てる為に増やしていた父親と物を溜め込む母親。互いに後ろめたさを抱える周平と有子の微妙なバランス。葵がゆづきにプレゼントしたお守りとなった折り鶴。
1話目と6話目はホッとするものがあったが、その他の話は「実は…」というような裏読みのある作品になっていた。
Posted by ブクログ
心に残る6つの短編、どの短編も心にしみわたる傑作ぞろい。特にお気に入りは、「ハザードランプ」の複雑な親子関係を表し次に気になったのは「車止め」での闇バイトの苦しさを表し読む者に考えさせられました。心がざわつく傑作短編集をあなたも読んでよ〜く考えて見て下さい。
Posted by ブクログ
あまり大きな感想を抱かないと言った方が正しいかもしれません。
面白い、面白くないどちらとも言えないので、そこは読んだ方々それぞれの印象に変わって来るのかなと思いました。
何も考えずに本を読みたい時にはオススメだと思います。
Posted by ブクログ
登場人物の心情や行動描写がなんとなく喉の奥が苦くなるざわざわとした感覚にさせ、正解不正解や善悪のように整理がつかない分岐を迫られることへの恐怖を感じた。
Posted by ブクログ
芦沢さんの短編集ということで、イヤミスを欲している気分だったため本作も手に取りました。物事の解釈や見る角度が変わることで、起きた事件の意味が変わる楽しさを味わえるそんな作品だったかなと思います。
本作は6編からなる短編集であり、題材としてはすべてミステリー。アルバイトに興じる大学生のお話から、卵焼きをめぐる親子の物語など、割と日常ミステリーが多めの短編集です。
個人的に1番印象に残ったのは、大学生のアルバイトのお話である、「車止め」です。明らかな闇バイトにのめり込んでしまう主人公が迎える結末と、親友に隠された秘密のどうしようもなさが良い感じに胸糞悪くて、これぞ芦沢さんに求めているものだなと思いました。
比較的簡単に読める作品ですし、ほど良い毒気なのでちょっとスリルを味わいたいなぁという人にはおすすめかなと思います。
Posted by ブクログ
凄惨な大事件や強く深い絶望ではなく、日常の中に潜む人間関係の小さな違和感におや?あれってもしかして?と思わせる、心をざわざわさせる作品。
家族、親友、恋人。
一番近くにいて、それでいて他人である者の知らなかった顔に気付く瞬間、息が浅くなるよね。