【感想・ネタバレ】今夜もひとり居酒屋のレビュー

あらすじ

居酒屋に人一倍したしむようになったのは、「二合半のおじさん」のせいである。三十代初めに出くわして三十年ちかくつき合った。そしていろんなことをおそわった――へんくつだが、心をひらいた者にはこよなくやさしい。そんな居酒屋が、方々の町の片隅で慎ましやかに提灯を掲げている。よく知る店もよし、見知らぬ町の見知らぬ店もよし。ふらりと入れば、酒に食べ物、店主と客が織りなす独特の時間がそこにある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者がお固い独文学者だけあって、タイトルほど気楽には読めなかった。
まあ、たかが居酒屋・されど居酒屋といったところか。

私たち以下の世代は居酒屋といってもほとんどチェーン店しか知らないのが普通だろうと思う。
その点では馴染みにチェーンでない店を持っているのは私の世代がギリギリだろうか。

とにかく、居酒屋に限らず、伝統的なお店についてその伝統的なアプローチをないがしろにしているのが私たち以下の世代なのだろう。
良くも悪しくも。

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2011年07月27日

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