【感想・ネタバレ】マネー＆ウィズダム４ ―約束の地―のレビュー

稲波翔 / 優木きら

「約束の地へようこそ! メシア殿」 商会を離れ、カリマやエレミヤと悪魔の地へ乗り込んだ帝羅。領主の地位を稼いだ金で買い、己のハーレム実現へ向けて邁進するものの、そこに帝羅に恨みを抱く「あの女」が現れて――!? 「これだから愚かな男は困るのです。苦しんで逝きなさい!」 かつて己が関わった兵装(ヨラクトール)を駆使する難敵に大苦戦!! おまけに力を使いすぎたエレミヤが、行使術を使えなくなってしまい……!? 「私、もう、テイラの役に立てない」 やがて追い詰められた二人は――。 地球の叡智と男気で、女を導け! 痛快ハーレム・ファンタジー第4弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

[ブクログ · ★★★☆☆]

表紙からもしかしてと思ったが、今巻が最終巻だった。前巻の異端審問がウケなかったのかな？
女性至上主義である光神教の影響のない新天地へ渡ったテイラとエレミヤが住民と交流しながら領主を行う話。新天地の割には話はこじんまりしている。メインテーマがこれと決まらずに色んな要素を入れているからだろう。エレミヤエンドかと思ったら、結局はハーレムエンド。まぁあのままエレミヤとだけ結ばれたら、他のキャラのファンが納得しないもんね。闇の行使術に目覚めテイラへの愛を糧に無双するエレミヤさんはとても男前でした。