【感想・ネタバレ】アメリカ人を巨大化し、日本人を糖尿病・脂肪肝にする果糖の正体~糖質制限よりだいじな果糖制限~のレビュー

あらすじ

なぜアメリカ人は巨大化し、日本人は痩せているのに糖尿病・脂肪肝が増え続けるのか。第2次大戦時の米兵の携帯完全食「Kレーション」の発明と食の効率化、異性化糖の発明、世を覆った脂肪悪玉論とマクガバンレポート……米国の食の歴史も紐解きつつ、現代人を不健康にし、悪性がんとの関係も示唆される果糖(異性化糖)に注目。あらゆる加工食品や清涼飲料水に含まれるその肝臓毒性を明らかに。生活習慣病から自由になる道を探る。

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Posted by ブクログ

『肥満の科学 -人はなぜ太るのか-』で果糖についてお勉強中だったこともあり、新刊コーナーで出会った本書をお持ち帰り。

『肥満の科学』では果糖についての興味深い研究結果とともに、果糖が肥満を引き起こす詳細な仕組みが解説されていたので、本書の内容もスッと理解することができた(もともと分かりやすい内容にまとまっていたこともある)。

ページ数的にはサクッと読めるボリューム感だけど、その量と相反して飽食の現代を生きるホモサピエンスにとっては結構深刻な内容だと感じた。

私は趣味でボディメイクをしていることもあり、あまり砂糖菓子や清涼飲料水には手を出さない(というか興味がない?)のだけど、通常運転の世界においてはお菓子やジュースはあまりにも身近になり過ぎてて、一般ホモサピはこれらの食品から果糖(とくに異性化糖)を無意識に摂取してしまっているんだろうなぁ、と懸念。

今この時代を生きるホモサピは、大昔から頭は賢くなったように見えても、実はその身体の仕組みは数万年前のホモサピから大して進化してないんだ!っていうことを意識して生活(食事、運動、休養)しないとダメですねと思いました。

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

アメリカ人に肥満が多い理由と、果糖による人体への影響がよくわかった。
やっぱり和食はすごいんだな。(塩分は気になるけど)

この本は単なるダイエット本や健康本にはとどまらず、果糖摂取に対して警鐘を鳴らしている。
果糖の使用を制限なく認めている社会や、ビジネスとはいえそれを蔓延させ消費させている食品業界への憤りも感じられた。

現代の日本人の30%が既に脂肪肝!これはもう他人事ではない。
肥満、糖尿病、脂肪肝の予防・健康維持の話だけでなく、がんとの関連やがん治療への発展の話まで及んでいたのは興味深かった。


一時期流行った糖質制限は、もともとは糖尿病患者に対する食事療法であり、あくまでも「病院食」。一般の健康維持のための日々の食生活に取り入れるのは、食の制限が多くて継続が難しい。
本書が提唱する果糖制限であれば、それほど困難もなく続けやすいのかもしれない。

本書で述べられている果糖制限の方法は、あまりに簡便でびっくり。
実行しやすいかもしれないけど、生理学、生物学、栄養学、医学、臨床、人類の歴史、、、いろいろな見解を得た上で講じた対策がそれだけ?とちょっと拍子抜けした。ほんとにただ果糖を避けるだけ。
予防医学として、何か今ひとつ物足りない感がある。
臨床研究の実績やエビデンスとまでは言えないとしても、この方法で一定期間果糖制限をしたらこれくらい効果が得られた!という健康番組レベルの検証くらいのものでもいいから、なにかあったらもっと惹きつけられたかも。

内臓の健康維持は外からわからないので難しい。意識していても効果も見えにくい。沈黙の臓器(肝臓)の長期的な影響となるとなおさら。
今後、さらに踏み込んだ研究やエビデンスが得られることを期待したい。


面白いなー わかりやすいなー と読み進めて、どんどん話が深くなってきたと思ったら急にあとがきになった。
まだまだ気になることがあったのに、、、!


とはいえ、知らないことがたくさんあって勉強になった。果糖制限、ゆるく生活に取り入れてみようかな。成分表示を意識してみよう。

…コーラこわい。

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2026年10月11日

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