あらすじ
ニホンザルにも孫がいる。しかし、サルのおばあさんは孫を特別な存在としてとくに意識することはない。だが、ヒトはちがう。孫と祖父母とのつながりには、単なる生物的な関係をはるかに超えた、社会的・文化的な意味が隠されている。本書は、ニホンザルやアイアイの生態を研究してきた研究者が、その手法でみずからとその孫を観察した貴重な記録である。かつて孫だった人、これから孫を持つことになるすべての人へ。
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Posted by ブクログ
猿の観察が専門の動物学者の孫娘観察記録。親という直接的な庇護者ではなく祖父という客観的かつ直近の子孫という目での観察は、もうメロメロに可愛いいだろうな。人間の社会的かつ生き物としての成長を観察することは自分の成育を追体験することに他ならない。人生の締めくくりの至福。
メロメロジイジの時間をもてる人は幸いです。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ニホンザルにも孫がいる。
しかし、サルのおばあさんは孫を特別な存在としてとくに意識することはない。
だが、ヒトはちがう。
孫と祖父母とのつながりには、単なる生物的な関係をはるかに超えた、社会的・文化的な意味が隠されている。
本書は、ニホンザルやアイアイの生態を研究してきた研究者が、その手法でみずからとその孫を観察した貴重な記録である。
かつて孫だった人、これから孫を持つことになるすべての人へ。
[ 目次 ]
1 ほほえみの生まれるとき
2 心は花のように開き
3 笑い
4 新しい歌、新しい遊び
5 遊びを食べて子どもは育つ
6 恐怖とその克服
7 心の枝は展がり
8 「ごっこ」に夢中
9 孫と祖父母
10 心の香り
11 彼方へ
[ POP ]
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