あらすじ
本書は、著者がさまざまなスポーツ選手やビジネスマンと出会い、メンタル・トレーニングを行なっていったエピソードを中心に構成しています。壁にぶつかって悩んでいた選手たちが、わずか3分程度のメンタル・コーチで自分の心のあり方に気付き、「打たれ強い自分」をつくり、成績をあげていくきっかけとなった考え方・言葉を紹介しています。「せっかくの才能を持ち、努力もしているのに、ただメンタル面の弱さのために思うような人生を送れない……」。そんな人たちがたくさんいますが、これは悲しむべきこと。そんな想いをいただいた著者が、メンタル・トレーナーとして15年以上活躍してきた経験をふまえ、まとめた一冊です。
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Posted by ブクログ
◆著者はオリンピック選手やプロ野球選手、Jリーガーなど数多くのスポーツ選手のメンタル・トレーニングを行う傍ら、トヨタ自動車、日産自動車、日本航空、全日本空輸、松下電器、東芝など、数多くの企業にて講演・研修・セミナーを実施している。
◇人のパフォーマンスのほとんどは、その人の心のあり方によって決まる。「思考」が方向を決め、「イメージ」がそこへと向かうパワーとなる
◇自分のやるべきことだけを見よう。まわりに気をとられ、それに惑わされるようなら、あえて情報を遮断する
◇前向きであろう。ただし「意識して」ではなく「自然に」。そうすれば、あなたは自然に走り始める
◇毎日繰り返されたことが心のくせになる。だからそれを変えるには、「正しいくせ」をそれと同じくらい繰り返すことが必要だ
◇「〜してはいけない」と、やってはいけないことを意識するのではなく、「〜できるにはどうすればいいか」と、できることを意識する
◇一流選手は見な、頑固であるとともに、柔軟でもある。今の自分にかけていると思うことは貪欲に取り入れる一方で、必要ないものは頑として受け付けない
◇目標を「数字」として持つことは大切だ。しかし、それとともに「数字」から「イメージ」を描けるかどうかが、成功のカギとなる