あらすじ
あなたのお悩み、お聞かせください。
とある住宅街に佇む小さな書店「たまゆら堂」。一度は閉店したこの店を復活させたのは、おしとやかな姉・灯と、天真爛漫なギャルの妹・夏音の姉妹だ。
敬語禁止など夏音が作った独自のルールが異彩を放つ書店だが、一際目立つのは「あなたのお悩み、お聞かせください」と書かれた貼り紙。その貼り紙に引き寄せられるように、今日も店には悩みを抱えた人々がやってきて……。
仕事に誇りを持てず、むなしさを覚える女性や、娘の結婚を素直に喜べない父親など。困り事を抱えた人々へ本好き姉妹が人生を変える1冊を届ける。人生が好転する、ハートフル書店ストーリー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ギャル妹と清楚姉(実は怖い)の、お悩み相談書店モノ。
悩みを抱える依頼者が書店を訪れ、個性抜群の姉妹に選書を施され、感銘を受けて人生が好転していくというハートフルストーリー。
構成としては見慣れたパターンであり、出来過ぎな部分も見受けられるが、お話自体がなんともハートフルかつ分かりやすく、読んでいて心地が良い。
ライトに思えてところどころに刺さる表現も見受けられ、意表を突かれるのも魅力。
各話の登場人物が、次の話ではゲストになっているのも面白い。
行間広めでサクサク読める。
姉妹については殆ど語られず、謎のまま。
続巻があれば、その辺も少しずつ掘り下げられるのだろうか。
キャラ文芸としても十分成り立ちそうではある。
Posted by ブクログ
悩み事はありませんか?
もしあったら、たまゆら堂書店に行ってみましょう。
灯(あかり)さんと夏音(かのん)さんの姉妹が、あなたの悩み事を解決する本を見つけてくれますよ♡
夏音さんはギャルで、会った途端にあなたにあだ名を付けて、即刻ハイタッチしてマブダチになってくれるでしょう。わたしは、みのりんだけど、きっとミノミノとか独特のあだ名を授かりそうな気がします。マブダチになったら敬語は禁止ですよ♡
選書してもらったら、タイマーロック付きのスマホケースを貸してくれるので、スマホはその中に入れて設定した時間まで取り出せないようにして、じっくり読書しましょう。きっとお悩み解決の大切な気付きがありますよ♡
(スマホケースは次回来店する時に返せばOKですからね。)
要はブックセラピーです。
あなたもセラピってもらっちゃいましょう♡
もし、本が合わなかったら、返金してくれるそうですから安心してください。
5人が選書してもらってます。その中にあなたに合いそうな本はあるかな?
ウソのように読みやすいです。
お口の中でサラサラ溶けて無くなっていくメレンゲ菓子のような読後感です♡
軽やかに楽しみましょう♡♡
Posted by ブクログ
子供の頃から本屋さんが大好き。
本屋さんが舞台のお話も好き。
お初の作家さんだったけれど
読みやすく、魅力的で
どんどん読み進みました。
本のソムリエ…私も選書してほしい。
自分だと、無意識に
偏る選び方をしているだろうし。
私ならとんな本を勧めてくれるかな。
そんな風にワクワク読みました。
…
紙をめくりながらの読書も
文庫も本屋さんも大好きな、私の願い。
いつまでも文庫本がありますように。
いつまでも本屋さんがありますように。
…
なので極力、有隣堂の
地元の店舗で文庫本を書い、
いつまでも存在してくれるように
応援中です。
Posted by ブクログ
『たまゆら堂』は、街と共に生き、本を通して人と人をつなげる店である。
この小さな書店を復活させたのは、おしとやかな姉・灯と天真爛漫なギャルの妹・夏音の姉妹である。
お店に入るなり、敬語禁止で〜と言い、直ぐにあだ名をつけグータッチで距離を縮める夏音に驚くが、悪い気はしない。
「あなたのお悩み、お聞かせください」と書かれた貼り紙に引き寄せられるかのように、姉妹に悩みを話しだすと、一冊の本を選書してくれる。
それがピタリとはまり、ついついまたこの書店に足を運ぶのだ。
こんな書店が近くにあれば絶対に通うのになぁ〜。
①人生を変えるソーセージ〜仕事に誇りが持てずにいる女性 『アルジャーノンに花束を』
②がんこ親父の柔軟性〜娘の結婚を素直に喜べない父親 『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』
③友情のライダースジャケット〜地方から大学進学で出てきたが友人が出来ず寂しい女子大生 『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』
④心配性のサーフィン〜心配事などなく、息子を大学まで行かせたのだが、急にひきこもりになり慌てる母親 『マップス 新・世界地図』
⑤とある作家と書店員〜たまゆら堂の初代・伊能さんがプッシュした作品の作家さんは… 『ことばのしっぽ「こどもの詩」50周年精選集』
Posted by ブクログ
『アルジャーノンに花束を』を読みたくなり、『スイミー』を読み返したい。しばらくしたらまた読みたい1冊。第二話のがんこ親父の柔軟性が特に心に残った。
全話を通して本好き姉妹の作る雰囲気やそこにくる人の優しさを感じられる1冊。
私もたまゆら堂書店に行きたいな。どんな1冊を選んでくれるかな。
Posted by ブクログ
とある本屋を経営している姉妹とそこを訪れる客との交流を描いた物語です。
客は様々な悩みを抱えて来店しますが、結構簡単に悩みが解決してしまいます。少々ご都合主義に偏っているかなとも感じましたが、各章を読み終わった後はすっきりとした気分になるので悪い印象はありません。
店員の姉妹がいい味を出してます。特に夏音が面白い。こういう明るさがあると周囲は色々賑やかになっていい感じになりますよね。
サクッと読めて、気分を明るい方向に切り替えられる良い小説だと思いました。続きが出るならまた読んでみたいな。