あらすじ
「私の描く主人公にしてはめずらしく、明るくて元気。気に入っている作品です」――Q太 浜子(はまこ)と佐古(さこ)と花屋の店長42歳!別れるの?別れないの!?昨日と同じ朝。でも、少しずつ、少しずつ揺らぎはじめている。 不倫、友達の彼、失恋・・・。揺れる女心を描いた傑作集が登場!!
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Posted by ブクログ
佐々木文庫より。「愛してるだとぉーー? どうしてそんな軽くゆーんですか たったいっぺんヤッただけじゃないですか」ていう台詞だけでも、この作品が良かったって言ってしまいたくなる。花屋のおっさんの気持ち悪い感じとか、もうすっごいよく描けている。そして、ラストの静かさな一コマがもう。。。言葉にできないことを作品にしている。どれもこれも。でも、言葉にできないことを漫画にするっていうことは果たして簡単なことなのだろうか、と考えると、たぶん、適当に言葉にしてしまう方がまだ楽なんじゃないか、という気がする。(11/2/23)
Posted by ブクログ
【人は時に情だけで人を受け入れる事ができる】
好きでもない男と寝る。好きでもない男と毎日話をする。好きでもない男の背景を知る。私は好きでもない男を愛しています?
身勝手だなと僕は思う。恋だの愛だのご苦労様なこった。
薄気味の悪い隣人達は皆孤独を持て余しては無慈悲に人を巻き込み傷つけ、なぜか晴れ晴れとした顔をしてあっという間に去っていく。
主軸が自分にあるのは構わないが、あまりにも僕には暴力的過ぎて理解できない。正しくない事を否定するつもりはないのに、正しくない事を肯定してもらえない事に異議申し立てをされても僕は何もできない。
狭い世界しか持たない僕に周りにもありふれていて、人はどうしてこんなに出来損ないなんだろうと哀しくなる。