【感想・ネタバレ】虹よ消えるなのレビュー

あらすじ

小川文学の結晶となる珠玉の随想集。作家の目に映る諸相を切り取り、記憶に浮かぶ様々な思いを描く随想。第2章には、パリ留学時代を描く随想小説を収録。生と死、人の哀切と滑稽を描く珠玉の随想集。

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Posted by ブクログ

小川国夫の最後のエッセイ集。
最後に2つの短編も収録されています。

初めて小川国夫のエッセイを読みましたが、なんとも詩的ですが虚飾がない、なめらかな文体が好きになりました。

短編の方は、全体的に沈み込むような重さがありながら、フランスの地方を舞台にした旅情が相まって、爽やかさも感じさせる不思議な感覚になりました。

重いのに爽やかな不思議な文章がよても良い。

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2025年03月27日

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