【感想・ネタバレ】皇帝陛下のお気に入り2 動き出しちゃった恋敵!?【ミニ小説つき】のレビュー

せひらあやみ / みずのもと

【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化！ 特典ミニ小説つき!!】相変わらずかかしを皇帝だと信じて疑わない清佳。本物の皇帝の洸輝は、ふたりの仲を進めるために清佳を強引に閨房に召し上げるが、劉翔の邪魔のせいで未遂に終わる。洸輝の意図がつかめない清佳は自分と洸輝の関係が何なのか悩んでいた。そんな時、隣の南羅国から軍事同盟を求める使者がやってくる。飛天と名乗る使者は洸輝の正体に気付いているらしく、洸輝の前で清佳を口説きはじめて…!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

箱入り、世間知らず娘と皇帝陛下の思うにならない恋を、ひたすら、それを邪魔する要素で描いていくドタバタ劇。今回は、南羅国の使者の趙飛天がとんでもない能力の持ち主で、徹底的に皇帝をおちょっくてる。へのへのもへじのかかし（皇帝の身代わり）を動かして、清佳をけむに巻く。馬鹿馬鹿しいけど、面白いんですよ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

サブタイトルの「恋敵」は、当然案山子皇帝なんですけど、確かに案山子が動きました。
これで、また話はめんどくさいことに。

折角洸輝が皇帝の権力をかさに、清佳を閨に引き込んだのに、友焔の陰謀でちゃらになっちゃった。残念。

洸輝＝皇帝というのがどうしても理解できない清佳ですけど、洸輝が好きってのはちょっと増えたかなって思いました。まあ、まだしばらくはこのまま続きそうですけど・・・。