【感想・ネタバレ】マンガはなぜ規制されるのかのレビュー

あらすじ

東京都の青少年条例、児童ポルノ禁止法など、マンガについての規制が強化されつつある。日本独自の表現であり文化であるマンガは、なぜ国や自治体に縛られなければならないのか?規制の仕組み、バッシングの歴史などをわかりやすく記述し、「非実在青少年」問題の深層を解明する。

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Posted by ブクログ

例の東京都青少年健全育成うんたらかんたら条例を念頭に置いた本。
戦後から現代までの、マンガ規制を時系列や、それに関係した人発言や引用を挟みながら追っていく。

都条例が議論されるように至った経緯を知るには便利。
その時々の、出版社の考え、警察や行政の考え、親やいわゆるPTAの考えが手に取るように分かる。
できれば、著者の考えや、現状を打開するような案も聞いてみたかった。

結局、表現の自由、性の描き方、それが差別になるかどうか、どこまでがエロいものなのかっていう判定基準は人それぞれ。
ましてや、その情報が元で青少年の育成が阻害されるのかどうかなんて、主観と時代環境が影響して、客観的な基準なんて生まれるわけがない。
後ろ向きな規制で動くより、多様な文化に触れさせる的な、能動的な働きかけをしてくほうがいいんじゃなかろうか。

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2011年03月01日

Posted by ブクログ

概ね1950年代の悪書追放運動〜2010の太陽族条例(Q3まで)の動きがざっとまとまっている。特に悪書追放で親団体として活躍した「子どもを守る会」が、都青少年条例の制定に反対した事、美濃部・鈴木知事時代には抑制的に運用されていた条例が、石原都政下では懲罰的・示威的な運用に変わっっていった経過が面白い

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2010年12月18日

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