あらすじ
桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名社の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。
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Posted by ブクログ
京都といえば、「起こりから栄え、発展した、華やかで雅な場所」という、ぼんやりした印象がありました。今回、京都通史として本書を読み、現代に至るまでの様子を知ることができました。
Posted by ブクログ
都市としての京都の持つ歴史を古代から現代にかけて俯瞰する。文化に関しても記述が多く、興味深く読むことができた。時折関係性の薄い著者夫婦の自己紹介が挟まれる点が難。