【感想・ネタバレ】イングリッシュガーデンの愉しみのレビュー

佐藤博道

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バラづくり、庭の手入れに、自然と共に生きている人間の歓び、感動を感じるという著者。「忙しくても閑のある暮らし」を夢見て、ひとりで庭をつくり、花を植え、育て、写真に撮り、画にする…楽しんだ記録の一冊。

[さぼてん · ★★★★★]

花に人の生き方を見、癒される本

個人の方が作られた小さなガーデンの写真をまとめている本なので、写真の質を求める方には少し違うかもしれません。ただ、写真家が誰かの庭を撮影したのではなく、庭を作り上げた張本人が写真を撮り、そしてガーデンを楽しむ中でつらつらと思われたことを記されている本です。特に作者は医師なので、人の命と花の命を比較したり共通点を見出したりする視点が面白いです。全体的にとても面白く、お気に入りの一冊になりました。