あらすじ
八月七日嵐の夜、事故で三ヶ月分の記憶を失ってしまった高校二年生の水沢涼太(みずさわりょうた)。けれどそれ以来、なぜか毎晩強引に抱かれる淫夢を見るように…。これは実際にあった記憶なのか? 手掛かりは、生徒会役員で、長身の男──。密かに悩む涼太は、自分と親しい幼なじみで副会長の二宮恭一(にのみやきょういち)と、会長の三年生、北川和馬(きたがわかずま)を疑うけれど!? 二人から寄せられる想いと真実に揺れる、トライアングル・ラブ。 ※口絵・イラスト収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
記憶喪失もの大好物なので、期待大で読み始めました。
……あ、なんかこれ、デジャブ……。
「愛はね、」「ぼうやもっと~」に感じたあのモヤモヤ。
今回は攻のエンドレスループじゃなくて、受のエンドレスループでした。
案の定、受のネガっぷりにイラっとして、なんともいえない気分に。
月村奎さんのネガ受は大好物なんですが、どうもこの作家さんのぐるぐる系とは相性が悪いようです。
というか、この作家さんの学園ものと相性が悪いのかも。
そして斜め45度な感じの記憶喪失ネタも、なんだか中途半端。
記憶喪失に壮大なロマンスを求めてるので、欲求不満に。
可もなく不可もなく、記憶に残らないお話でした。