【感想・ネタバレ】日本文化論の系譜 『武士道』から『「甘え」の構造』までのレビュー

あらすじ

奈良・平安のいにしえから、日本人は自らの文化の特質について、さまざまな角度から論じてきた。それは、常に異国文化の影響下で自分たちの考え方やふるまい方を築いてきたことと密接な関係がある。本書は、明治以降、西欧文化が激しく流入する時期に焦点を絞り、一五人の思想家、学者、作家などによる代表的な日本文化論を比較文化的視点から読み解くことによって、近代日本人の自画像を検証する試みである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表題がよくないかもしれない。
日本文化論の系譜ではなく、一部だ。
日本文化を他の文化と比較することが、いつから始まったかを述べていないので、系譜は語れない。
作品の羅列だが、自分にとっては、一連の作品を見直す機会になったのでありがたかった。
特に、2-3の作品は未読だったので、この際、読ませていただいた。
作品名:
日本風景論
武士道
茶の本
遠野物語、山の人生
古代研究
雑器の美、美の法門
風土
「いき」の構造
陰翳礼賛
美しい日本の私
日本文化私観、堕落論
縄文土器ー民族の生命力
日本の思想
「甘え」の構造

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2012年03月22日

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