【感想・ネタバレ】夜夜の月のレビュー

あらすじ

家庭の事情で美大を中退した神原亮は、生活のために仕事探しながらも、絵への未練を捨てきれないでいた。そんな時、業界でも有名な画商の澤と出会う。澤は亮が描きたいものを描き、画家として稼げるようになるまで生活費も含めて面倒を見てやると言う。その代わりに出された条件は、澤が望むときにいつでも身体を差し出す「愛人」になることだった。悩みながらも、どうしても絵を諦められない亮は澤と「愛人契約」を交わしてしまう。しかし、澤は画商として誰よりも優秀な目を持ちながら、絵をまったく愛さない男だった。そんな澤の中に、過去の暗い影を見た亮は…。絵を愛せない画商と、絵しか愛せない画家。それでも惹かれあう二人の狂おしい恋物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ


設定がまず好き。

攻めの少し歪曲したところとか、受けの実は強いところとか登場人物の性格・心情もよかった。
水原さんは本当に日本的なものが好きなのだなあ、と再認識する作品。日本画の知識半端ないっす。

本当は弱い攻めと、本当はしっかりした受けの関係が素敵なお話。

読破したあとよい気分になります

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

1日で読破。攻がSだけど安直な苛み方をしないので好感。従順でも一本筋の通ったところのある受にも好感。情景・状況・絵画の表現も良かった。BLというカテゴリだけに留めておくのは勿体無い読み応えのある作品だった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

絵を愛せない画商・澤と、絵しか愛せない画家・神原亮。
それでも惹かれあう二人の狂おしい恋物語。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

先にきんしゃのにえ読んでたのでなんかまだこの受け扱いがいいなぁと思ってしまった。向こうは不憫極まりないです……
絵大好きな受けにヒシヒシくる。攻めもなんだかんだ言って優しいし、水原さんの攻めにしてはいい人っていうか怖くない。
全体的に深々としてて好きだ。エロもよかったなぁ。いたいいたいって泣く受けおいしいです。

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2011年02月18日

Posted by ブクログ

表紙絵の印象とは違い、静謐な雰囲気の作品。画商と画家の卵と肉体関係という定番的な素材ですが、どろどろとしたフィジカルな部分より、『絵』を通して見えてくるメンタルな揺れ動きの丁寧な描写が印象に残りました。

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2010年03月26日

Posted by ブクログ

◎総合評価 3
◆ヒロイン? 2  ◆ヒーロー? 3
◆純愛 3     ◆情熱 3
◆さわやか 2   ◆セレブ 1
※主人公の魅力がイマイチ伝わらない・・・。そして攻めがなかなか俺様で暴力的。ストーリーはうまくまとまっている。

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2015年10月26日

Posted by ブクログ

「全部捨てて、これから描く絵のことだけ考えろ」

絵を愛せない画商(澤雅宏)×絵しか愛せない画家(神原亮)
画家として生きていく夢を捨て切れない亮に、「愛人」になれば援助をすると言う澤の、切ない恋のお話。
表紙等の印象ほど痛い展開ではなかったです。攻めの澤が屈折してますが、亮君が内向的だけど素直なので、バランスがとれている印象。亮が自身の絵を探究していく過程も面白く、読み応えがありました。

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2010年03月10日

Posted by ブクログ

●あらすじ●

家庭の事情で美大を中退した神原亮は、生活のために仕事探しながらも、絵への未練を捨てきれないでいた。そんな時、業界でも有名な画商の澤と出会う。澤は亮が描きたいものを描き、画家として稼げるようになるまで生活費も含めて面倒を見てやると言う。その代わりに出された条件は、澤が望むときにいつでも身体を差し出す「愛人」になることだった。悩みながらも、どうしても絵を諦められない亮は澤と「愛人契約」を交わしてしまう。しかし、澤は画商として誰よりも優秀な目を持ちながら、絵をまったく愛さない男だった。そんな澤の中に、過去の暗い影を見た亮は…。絵を愛せない画商と、絵しか愛せない画家。それでも惹かれあう二人の狂おしい恋物語。

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2009年10月04日

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