【感想・ネタバレ】「心」の制球力:天才ではない下町野球少年が、日米球界で16年間戦えた理由のレビュー

あらすじ

読売ジャイアンツの左腕投手として活躍し、35歳でメジャーリーグに挑戦。1年目から10勝8セーブを記録し、先発、中継ぎ、抑えと、さまざまな役割を担った髙橋尚成氏。
その歩みの背景には、どのような考え方や心の持ち方があったのか。本書では、髙橋氏自身が自らの野球人生を振り返りながら、これまであまり語ってこなかった内面を率直に明かします。

高校時代には甲子園に出場し、社会人野球の東芝では都市対抗野球優勝を経験。巨人では主力投手として日本一に貢献し、その後は海を渡ってメジャーの舞台へ。華やかな経歴の一方で、髙橋氏は常に自分自身を見つめ、置かれた環境の中で何ができるのかを考え続けてきました。
世間では「明るいお調子者」「天真爛漫な天然キャラ」という印象を持たれることも多い髙橋氏。しかしその内側には、自分の力を冷静に見極め、チームの中での役割を受け入れながら、心を整えてマウンドに立ち続けてきた姿があります。

本書で語られるのは、単なる回顧録でも、野球技術論でもありません。野球人生を通じて培われた思考法、コミュニケーション、環境へのなじみ方、メンタルの保ち方、キャリアとの向き合い方を、本人ならではの具体的なエピソードとともに紹介します。
野球ファンはもちろん、仕事や人間関係の中で悩みながらも、自分らしく前に進みたい人に読んでほしい一冊です。

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Posted by ブクログ

 オンとオフの使い方がうまいだけだと思ってましたが、読み終えると、組織の中で、自分の役割が何であるかをキャッチして、実行に移すことができる、まさにコントロール重視のお仕事ができる人なんだと、感じました。 でなければ、長嶋さんに「宴会部長」に指名されません。
 尚成さんが語っているように、組織の中で人間関係や思い通りにならない環境にいる人たちが読む本ではないかと思いました。ただの引退選手が書いた本や自叙伝みたいな読み方ではなく、ビジネス本として読んでみる価値がある本です。

 

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2026年08月02日

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