【感想・ネタバレ】ゴンベンのレビュー

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Posted by ブクログ

美貌の女子大生・椙浦夏子は、バイト代全てを貢いだ恋人を社長令嬢に奪われた。「お金持ちになって見返してやる」ため、大学の同級生・鹿沼歩たち数人を仲間に加え、夏子は詐欺グループを結成。サークルのノリでカモを騙す計画を練る彼女たち。数多の犯罪の成功に味をしめ、より大物をターゲットに定めるうちに、いつしかヤクザや大物実業家を敵にまわすことに…。

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2018年06月07日

Posted by ブクログ

 『葬列』『彼岸の奴隷』とつづき3冊目、2冊と比べるとインパクトが半減、軽妙なノリの犯罪集団が登場する。全体的に伊坂幸太郎ふうで、どちらかというと種明かしを楽しむ系になってしまった。著者に期待したのはちょっと残酷で苛烈で身もすくむような展開(2冊はそうであった)、そしてラストは当然、最悪の結末・・・最後は期待に違わず楽しめた。

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2017年05月30日

Posted by ブクログ

ごく普通の大学生たちがサークルのノリで詐欺を働く犯罪小説である。
犯行は徐々にエスカレートし、詐欺の規模も大きくなっていく。
当然カモとなる人物も、善良な市民から裏のある危険な人物たちへと移行していく。
だが、この物語は犯罪の顛末を描いただけに終わらない。
犯罪を裏で操る者、犯罪に仲間たちを駆り立てる者、そして最後に仲間たちを裏切る黒幕の存在。
黒幕をあまり特異に描いては早々に読者に疑念を抱かせてしまう。
かといって、無個性な人物では最後のどんでん返しの説得力がなくなってしまう。
作家としては難しいところだろう。
夏樹が最後まで守ろうとした俊明への思いだけが、この物語の救いだったような気がした。

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2017年04月30日

Posted by ブクログ

学生を中心とした詐欺師の話。犯罪を重ねて、追われることになり、さらに、厳しい状況に・・・といった展開。話は、まあまあ面白いけど、どんどん暗い方向に進む話はあまり好みではなかった。

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2013年09月08日

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