【感想・ネタバレ】自閉症という謎に迫る 研究最前線報告(小学館新書)のレビュー

あらすじ

かくも不可解な「自閉症」に学際的に迫る!

自閉症は100人に1~2人はいると言われるが、謎は多い。
・自閉症の徴候はだれにもあるのに、なぜ障害とみなされるのか?
・自閉症の発現率が急増しているのは、なぜか?
・自閉症は遺伝か環境か?
・自閉症は、人が本来もっている人格の一部であって、治癒させる必要があるのか?
などの謎に、精神科学、医工学、心理学、遺伝学、社会学などから、学際的に最前線の成果をわかりやすく報告する。

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Posted by ブクログ

文字通り自閉症について様々な角度から描いた一冊。

アスペルガー症候群については色々と知る機会があったが、自閉症についてはあまりなかったので勉強になった。

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

今まで自閉症について、心理学、脳科学、医学、教育などの分野において学んだり考えたりしてきたが、第5章の社会学からのアプローチが興味深く、新鮮だった。当事者研究については知っていたけれど、「ループ効果」や「病人役割」という考え方を初めて知った。

また、第4章は心理学からのアプローチだが、「自閉症を取り巻く文化的側面」がテーマになっていて、とても勉強になった。

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2014年02月26日

Posted by ブクログ

研究者から見た自閉症.ちょっと行き過ぎた記述もあるにはあるが,全体的には抑えたトーン.特に第4章,第5章は興味深く読んだ.

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2013年12月17日

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