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かくも不可解な「自閉症」に学際的に迫る! 自閉症は100人に1~2人はいると言われるが、謎は多い。 ・自閉症の徴候はだれにもあるのに、なぜ障害とみなされるのか? ・自閉症の発現率が急増しているのは、なぜか? ・自閉症は遺伝か環境か? ・自閉症は、人が本来もっている人格の一部であって、治癒させる必要があるのか? などの謎に、精神科学、医工学、心理学、遺伝学、社会学などから、学際的に最前線の成果をわかりやすく報告する。
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Posted by ブクログ
文字通り自閉症について様々な角度から描いた一冊。 アスペルガー症候群については色々と知る機会があったが、自閉症についてはあまりなかったので勉強になった。
今まで自閉症について、心理学、脳科学、医学、教育などの分野において学んだり考えたりしてきたが、第5章の社会学からのアプローチが興味深く、新鮮だった。当事者研究については知っていたけれど、「ループ効果」や「病人役割」という考え方を初めて知った。 また、第4章は心理学からのアプローチだが、「自閉症を取...続きを読むり巻く文化的側面」がテーマになっていて、とても勉強になった。
研究者から見た自閉症.ちょっと行き過ぎた記述もあるにはあるが,全体的には抑えたトーン.特に第4章,第5章は興味深く読んだ.
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自閉症という謎に迫る 研究最前線報告(小学館新書)
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