あらすじ
『リカ』で作家デビューを果たした五十嵐貴久は、編集者・斎藤から事故物件ホラーを依頼される。だが取材予定の女性が交通事故に遭い、原因不明の昏睡状態に。一方、五十嵐のもとにはリカを名乗る不気味なメールが届き始める。単なる悪戯か、小説から滲み出た悪意なのか――。当時の日記をもとに異様な実体験を綴る、戦慄のノンフィクションノベル。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
リカ/リアル、続編見ないなやつかと思いつつ読み進めるがまったく、違った^^;
五十嵐先生の実体験を元に書かれていて、小説を書くのにいろんなところを回って体験してそうやって文字にされたいるんだなと感じとても時間が掛かる作業だと感じる。
部屋の中から、音が聞こえるという展開から始まりその謎解きと小説のネタ探しという形でスタートしてる。 途中で違和感を覚え、最後にビックリ
面白かった
Posted by ブクログ
リカの続編を執筆するにあたって、このような葛藤や体験があったことに驚きました。
現実世界にリカが存在していなくて、よかったです。
改めて固定概念というのでしょうか、その恐ろしさを感じました。個人の概念の物差しの長さやベクトルの隙間にリカが存在しているのかもと考えました。
Posted by ブクログ
2000年前後のくどいぐらいの注釈が読んでいて懐かしかった。またそれがこの事件の不気味さを成立させていたように思えました。病院での不気味さにもっと割かれていたら、もう怖くて当直勤務できません。
Posted by ブクログ
シリーズ本編のようなスプラッターホラーや、リカの強烈なキャラクターを期待して読むと、少し肩透かしを食らうかもしれません。あくまでスピンオフ的な、作者の身に起きた奇妙な出来事の記録といった内容です。ただ、後半にかけて点と点が繋がる瞬間の薄寒さや、人間の悪意の生々しさはさすがでした。
Posted by ブクログ
リカシリーズが終わった時に一つの区切りを感じました。
本屋に行ってみると『なにこれ?』
と思い、裏表紙のあらすじを読んでみると・・・
作者、五十嵐貴久が【リカ】で作家デビュー
そこから【安政5年の大脱走】や【交渉人】【1985年の軌跡】の作成していくのですが、各出版社の締め切りに追われながら、謎の何かに纏わり憑かれていきます・・・
多少の脚色もあるのでしょうが、これがノンフィクションであるのが凄いと思います!!!
怖さとは相手(現象)の正体が分からないと怖い。
正体が分かれば対応の方法が生まれるので怖さが和らぐ・・・
物語は平成の初めぐらいから始まるのですが、携帯電話やワープロの話、それと個人情報に非常にゆるい話に懐かしさを感じます。
氷河期世代で就職した人必読です!!!
Posted by ブクログ
やっぱりリアルな人間が一番コワい(~_~;)
しかも目的が分からないやつね
分かれば対策もできるけど、ダレトク?みたいなのはほんとにコワい。
誰でもリカみたいな素質は一欠片でも持ってるのかも。
Posted by ブクログ
リカシリーズは『リボーン』にて完結していたはずだが、まさかの続編登場。
これはたまらない。
ちなみにこれは続編というより、後日談的なドキュメンタリー。
ここポイントね。ドキュメンタリー。
なので、いつものリカリカしい追い詰め系の怖さはない。
といいつつも、「え?なんのために?」と、よくわからず悶々とさせられるところなんかは、妙なリアルさがあって逆にゾクゾクする。
ドキュメンタリーだから当たり前っちゃ当たり前なんだが…。
結局、人間が1番怖いのよ。
いやー、まさかそんなことに巻き込まれてるとは。
ん?あれ?そういや何かの作品のあとがきにも…。
余談だが、他の人の感想とかを眺めてて「モキュメンタリー」という言葉を知った。
「中身はフィクション(虚構)でありながら、ドキュメンタリーのカメラワークや演出手法をまねて作られた表現手法」とのことらしい。
映画の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とかがそれにあたる模様。何とも懐かしい。
子どもの頃、本当の話と思って恐る恐る観てたなw
あのよくわからなさが怖かった。
そういや、その時のゾクゾク感が彷彿とさせられてた気がする。
大人になっても感覚はあまり変わらないらしい。
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ。
ドキュメンタリーゆえ、他の作品が生まれた経緯や裏話などがあり、読欲を刺激させられる。
五十嵐先生、やりおるわ。
Posted by ブクログ
リカシリーズは全部読みました。リカは、本当に恐ろしい女性で、現実にいないことに安心します。この本は、リカを書いた後、五十嵐先生に実際に起きたノンフィクションノベル。怖いものが苦手だという五十嵐先生なのに、良く耐えられたなあと思いました。怖い話は好きですが、リアルは私も苦手です。
Posted by ブクログ
「リカ」シリーズは、全九作で完結したが、このリアルは、「リカ」を2002年に出してから、約1年の間に起きた体験談のようである。
作家デビュー後に講談社の斎藤奈緒という女性編集者からホラーで長編小説をとオファーがあったことから始まる。
入念な下調べとマンションの手配や写真、その合間にリカを思わせるような不気味なメールなど。
これは、なんと言っていいのか…
ストーカーでも詐欺でもないと思うが、薄気味悪さがいつまでも残る。
この悪意の塊は、忘れられるものではないと思ってしまう…リアルなら余計に…。
Posted by ブクログ
「リカ」小説の中だけではなく実際にある話したったら、、、
不思議なこと通常では理解できないことは起こるわけで、起きた時にはなぜ?と原因を知りたくなります。
気持ちの問題は多分にありますが、リカが身近に、そして自分の中に存在しないことを願います。
Posted by ブクログ
え?これって実話???
モキュメンタリー的なやつかと思ったけど、ガチの話なの…?
リカシリーズはフィクションならではの怖さがあったけど、リアルはリアルでの怖さが面白かった。
Posted by ブクログ
リカシリーズではなく著者がリカを執筆中身辺に起こったことの記録、リアルなのかな?それともモキュメンタリー?講談社の斉藤さんという女性編集者は実在しなかった、リカらしいメールがあの頃の恐ろしさを思い出す。そうだった、リカが近づく時のニオイだったり独特のしゃべり方だったりを思い出したけど期待した内容とは違った。
Posted by ブクログ
出たばかりの文庫新刊。
作家・五十嵐貴久さんがホラー小説『リカ』シリーズを完結してはや2年、2024年まで第9作まで続いたこのシリーズの裏側を描いたもの。執筆中に不気味な実体験をした当時のことが書かれているノンフィクション。
2002年に『リカ』が発売され、業界でも注目され始めたある日、ご本人の前に某出版社に勤めているという『斎藤』と名乗る編集者が現れる。そして長編ホラー小説を書いてほしいと依頼され、熱心に取材のセッティングをし始める。だが取材予定の女性が交通事故に遭い、原因不明の昏睡状態に。そして本人のもとにはリカを名乗る不気味なメールが届き始める…というもの。
ネタバレになるが、もしかしたら空想のモンスターである『リカ』に匹敵するような女が実際に現れて、オカルトでグロい話が本人にあったのかと思いきや、その『斎藤』という女性は正体不明で近づいてきた目的もわからなかった。そんな不思議な体験をしたことが、ちょっとホラーチックに書かれているだけだった。(もちろん本人は気持ち悪い思いをしたとは思うが)
オカルト小説を読んだ読者がかなり影響を受けて、信じがたい行動をすることはあるかもしれない。『斎藤』と名乗る女性の目的はなんだったのか?
小説の『リカ』のように、ストーカーされた挙げ句に拉致されて、バラバラにされ、臓器を瓶詰めされて、『もう貴方はワタシから逃げられない…』って呟くような…うう、恐ろしい。おぞましいリカの生態を思い出してしまった。
実際にそんな猟奇的な怖い目にあったら、小説どころじゃないよなあ。
この小説のタイトルでちょっと騙された気がするなあ。(たぶん他にもそういう人、いるよね)