あらすじ
義兄弟、ともにバレエダンサー。
完璧主義の義兄×小悪魔な義弟
「僕の方が欲深いよ、兄さん」
舞台はパリ。幼い頃、両親の再婚がきっかけで義兄弟になったレジスと友意(ユーイ)は、トップバレエ団に所属するダンサーとなった。父母を失い、二人きりで暮らす日々の中で、やがて義兄(レジス)は深夜になると眠る義弟(ユーイ)の身体を欲するようになり──。貴公子的な義兄と蠱惑的な義弟が織りなす、華麗で淫靡な義兄弟ロマンス。
描き下ろし後日談収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思っていて、やっと読めました。
巴里のバレエ団に所属するダンサー義兄弟の話で一冊と思っていたら、まあ、全部関係はあるものの3つのカプの話でした。
なのでどれも短編で、雰囲気はいいのに尺が足りない感じがしました。
一冊で表紙の二人の話でも良かったのではないでしょうか。
尺の所為か、折角バレエの話なのに、あまり踊ってるシーンがなかったような。
もっと舞台や練習のシーンがあってもいい気がします。
珍しい題材だけに勿体ない。
兄弟、義兄弟ネタが大好物なので、ここらももっと掘り下げて欲しかった。
それでもまた次に新作が出たら気になってしまうと思うので、何だかんだいって作者さんの漫画は好みなんだと思います。
Posted by ブクログ
バレエダンサーたちのオムニバス。
気持ち★3.6くらいはつけたいかな。
他の方の言うように本編と表紙のクオリティに差があります。人物の描きわけも上手くはないです。が、まあそこは気にしません。
義兄弟やバレエ仲間の話もややエピソード抜け落ちてる感じがあるけど、大人組の過去話が個人的に一番「ううん?」ってなったかな。ロジェ不憫すぎるだろ。
クレマンの勝手に巻き込まれて惚れたら存在スルーでポイ? あんなに仲良しだったティエリーもすっかりさっぱり意にも留めてないし、ロジェと友だちではなかったの? あのオチに運びたかったのだとしても過程が雑だなあ、と。あれは納得いかない。
クレマンが人に対して勝手でなかなか最低なのは後の行動からわかったが、ティエリーすらもロジェに見向きもしなかった理由があるなら描くべきだったと思います。最初にロジェを大切にしろと言ったのはお前じゃないか。