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Posted by ブクログ
昔から大好きな小説でしたが、新訳という事で新たに読んでみました。
確かに、昔の訳より格段にとっつきやすくなっています。
所々以前と違う訳がありますが、どちらが正しいかは原文を読まないと解らないですね(笑)
動物描写は確かに凄いのですが、人間描写になると作者の人種差別や階級差別が感じられてしまいます。が、作者の時代だと仕方ないのかも…と割り切って読みました。1番目の飼主と3番目の飼主の設定が逆転していたら、もっと素直に読めた気がします。
しかし、それを差し引いても、ホワイトファングがかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて仕方ないです。モフモフしたい!確実に噛み裂かれますが。
匿名
難しい。。
最近観た映画で出てきたので買ってみたのですが、、普段、小説とは無縁の人間には、中々難しいです。
(映画では、少年が読んでいたのですが、、少年すごかったのね。。)
おそらく本編?にたどり着く前にギブアップしました。
また時が来たら読み返します、、たぶん。
Posted by ブクログ
「野性の呼び声」と対をなす長編。バックが飼い犬から野性に帰る物語だったのに対して、こちらは北米の原野で生まれた1/4犬であとは狼であるホワイト・ファング(白い牙)が主人公。厳しい自然を生き抜くも、人間たちの残虐な扱いから、相当偏屈になってしまったホワイト・ファング。孤高でぶっきらぼうなホワイト・ファングを変えたのは優しいスコット。一途にスコットを慕うさまは、恋してるの?と思うほど。でも犬を飼ったことのある人ならこれが大袈裟ではないとわかる。誰にでも尻尾をふるわけではないのにご主人様の命を救うためなら命をかける。
動物が擬人化されているわけではないのがよかった。子ども向けに訳されたものが昔あったらしいが、深町眞理子訳で完訳のジャック・ロンドンの長編2冊おすすめ(^^)柴田元幸訳の短編集「火を熾す」もドライで印象的な作品です。