【感想・ネタバレ】日本人とアイデンティティ 心理療法家の眼のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 本書は,ずいぶん昔の本だけど,現代の子ども理解にも通用すると思います。心理学が科学ならば,そうじゃないといけませんよね。
 1980年代に書かれた文章なので,その当時,何が問題だったのかがよくわかります。
 今のような不登校や引きこもり…という行動様式とは違い,当時の子どもたちは,直接,外に訴える形で,自分の生き方の模索をしていました。それを問題行動と捉えないで教師が行動できる視点を与えてくれています。
 ベテランと言われる教師の教室でも学級崩壊が起きているといいます。子ども理解の為には,経験だけではなく,ちゃんと学ぶ必要がありますね。
 河合隼雄さんの文章は,読みやすくていいですね。

0
2012年07月15日

「学術・語学」ランキング