あらすじ
やる気が出ない。不安が止まらない。甘いものがやめられない。眠れない。疲れが抜けない。それは、性格や気持ちの弱さではなく、「栄養不足」という“からだからのサイン”かもしれません。本書では、糖質・たんぱく質・鉄・腸内環境など、こころに深く関わる栄養の話を、専門知識がなくてもわかる言葉で丁寧に解説。「ゆで卵ひとつ」「飲むスープ」「コンビニごはんでも大丈夫」――そんな小さな工夫から始められる、回復のヒントを紹介します。読むだけで少し呼吸が深くなるような、冷えたこころに、そっと温かいスープを差し出すような一冊です。
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Posted by ブクログ
著者の専門である「分子栄養学」ってあまり聞きなれないが、簡単に言うと、一人一人必要な栄養は違うから今の自分に何が足りないかに焦点を当てた栄養学、ということらしい。
タイトルから想像できる通り、内容はメンタルに問題がある場合、特に鬱の場合、何が問題でどう対応していくかが、栄養面だけでなく、腸との関係や気持ちの持ち方などについて、優しい語り口調で幅広く説明されている。
案外自分ではいいと思ってやっていることが、栄養不足になる危険性があると感じることも。また、わかっていてもなかなか解消できないこともある。
いくつかは、料理例などを出して説明されているが、もう少したくさんレシピがあると嬉しかったかも。
特に病的なほどの不調がなくても、何となく調子よくないなと思うことがある方は一読すると解決の糸口が見つかるかもしれない。
Posted by ブクログ
感想ではなく個人的まとめです
〇体が変わると心は後から整ってくる
〇味噌汁やサラダに小さじ1杯のMCT オイルを
(MCT オイルとは:ココナッツやパーム核に含まれる中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)100%でできた食用油)
〇骨からとったスープが良い
〇ナイアシン(ビタミンB 3)は心を安定させる神経伝達物質とエネルギーを作る過程で働く栄養素
〇タンパク質
・人間の体から水分を除くとその半分ほどがタンパク質
・豆腐などに含まれる植物性タンパク質は肉や卵などの動物性タンパク質と比べる体で使われにくい
・血液検査の尿素窒素(BUN)の項目は一般的には腎臓の機能を見るためのものだが 分子栄養学ではタンパク質の状態を見る指標として使われる
〇脂質
・脂質は脳やホルモンの土台となる栄養疎。脂質が足りないと心と体を安定させる神経伝達物質があってもそれをうまく働かせることができない
・脂質は血糖値をほとんど上げずにたくさんのエネルギーを作り出せる
・脂質が少ないと体はエネルギー不足になりやすい
〇鉄
・一般的な血液検査ではヘモグロビンと呼ばれる項目で貧血があるかどうかを見ている 。ヘモグロビンは今使われている鉄の働きを見ているが、分子栄養学では体の中にどれくらい鉄が蓄えられているか。つまり鉄の貯金を重んじて見ている
・鉄の貯金は「フェリチン」と呼ばれる項目で見ることができる
・鉄はタンパク質と一緒に使われる。したがって鉄と一緒にタンパク質を取ることも
大切
・赤身の肉は体に吸収されやすいし鉄分が豊富
・タンパク質が十分にあっても鉄が不足していると神経伝達物質が作られにくくなる
・カナダでは白い小麦粉に鉄を添加することが義務付けられている
〇マグネシウム
・マグネシウムは腸の動きに働きかける作用がある
・マグネシウムは メラトニンが作られる過程で大切
〇メンタル不調の人の中には腸や胃があまり強くないという人が少なくない。胃腸の要素はタンパク質の不足が関係していることが少なくない
〇消化や吸収は頑張っている時よりもホッとできている時にスムーズに進む
〇腸に優しい食事として身近なものに味噌汁がある