【感想・ネタバレ】三国志 演義から正史、そして史実へのレビュー

あらすじ

日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤-あなたの知らない三国志がここにある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

メモ

『三国志演義』から「正史」『三国志』へ。儒教、朱子学や時代・王朝のイデオロギーで改変されていった三国志。判官びいきの対象諸葛孔明、悪役の曹操、引き立て役の孫権。それらを基に史実を明らかにしていく試み。

後漢→黄巾の乱・とうたく・袁術
魏・・・曹操、赤壁の戦い、屯田制、名士
呉・・・孫権
・・・劉備・諸葛孔明・天下三分の計、三顧の礼、桃園の誓い(劉備、関 羽・張飛)

物語を読んだことなく、なんとなくの流れしか知らないのでぜひ読んでみたい。

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2011年05月24日

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