【感想・ネタバレ】受験戦争のメディア史 無名戦士たちの合格体験記のレビュー

あらすじ

「一億総中流」意識が生んだ"受験生的公共性"とは

一般入試での大学入学者が少数派となり、年内に合格を決める高3生が増え続ける今、大学受験はもはや”戦争”では――少なくとも“国民総動員”にも似た形では――なくなった。では、かつて華々しく繰り広げられていた受験生たちの、あの「戦い」とは何だったのか? 当事者にとってそれは、どんな意味を持っていたのか? 受験に「動員」された”兵士”たちはその合格体験記を、通信添削の会報誌(旬報)や、「私の合格作戦」と題した人気書籍シリーズに書き残してきた。本書はこうした記録を読み解くことで、半世紀にわたる彼らの「感情の歴史」と、彼らが70年代に作り上げ、後に失われていった「受験戦時下の教養主義」の様相を描き出す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

オリオンの文字に思わず手に取った一冊。何故NHKブックスなのか?不思議な本だった。
合格体験記から受験戦争のプロセスを明らかにする試み
合格体験記とはバトンリレーのバトンに過ぎない
重要なのは、バトンリレーので走者を動かしているのはバトン(内容)ではなく、リレーという媒介mediumのシステム(形式)であることだ
志願兵士の動員言説としてのORION
凱旋兵士の戦勝報告としての合格作戦

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2026年08月11日

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