【感想・ネタバレ】ミサゴの守る町のレビュー

あらすじ

再び迫りくる大水害。
100対10万―。
叫べ、祈れ、手を伸ばせ。絶対に、助けてくれるから。

『龍の守る町』続編。

「こちら、119番。火事ですか、救急ですか」ミサゴ(ルビ:魚鷹)が空を舞う瑞乃町。伝説の消防士・秋月龍朗(あきづき・たつろう)は五年前の大水害での後悔から、現場を離れることになった。辿り着いた指令室は声だけで命を繋ぐ場所。新たな仲間と業務に取り組み、子供たちの成長を見守る日々を過ごしていた。再び時間が動き出したように見えたある日、町の南方で線状降水帯が発生する。それは、五年前と全く同じ形をしていた―。

人は誰かのために再び立ち上がれる。未来へと命を繋ぐ、感涙のレスキュー・ヒューマンドラマ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

龍の守る町の続編。本作も感動の嵐だった。分厚い本のなかにはとてつもない熱い気迫に満ちた物語がぎっしりと。
消防士のお仕事に命懸けで挑む秋月隊長は健在。水恐怖症と向き合うくだりは手に汗握る展開で、ミサゴアイを始めとして地域の人たちや消防士仲間の連携、光葉への想いなどなど盛り沢山。最後に薫さんはびっくりの展開(笑)これは流石に読めなかったなぁ。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

『龍の守る町』の続篇である。5年前の水害で大きな被害を受けた瑞乃町の消防署に勤める秋月司令補が主人公であり語り手だ。前作を読んだのは約1年前なのではっきりと記憶が残っている……はずなのだが、あやふやだった。こんなぼくや未読の読者のために砥上さんは丁寧に過去をおさらいしてくれたので、安心して読み進めることができた。生死の境で働く消防士が主人公なのに妙にコメディータッチで、そのギャップがおもしろい。彼が守ろうとする故郷とそこに生きる人々の姿に胸が熱くなり、笑ったり泣いたり忙しい読書だった。
読書中、台風25号の接近による大雨が降り続いていた。8月13日の千葉豪雨以来、何度目かとなる大雨が新たな被害をもたらさないことを切に願う。また、災害の現場で働いておられる方々に敬意を表したい。

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

激しい水害の様子や町が崩壊していく姿を、人と人の繋がりを大切にしながら、消防士達が町の人を助けていく。決して幸せではない話を素晴らしい描写で書き上げた力作でした。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

前作「龍の〜」からの続編。前作も読み応え充分だったが本作は前作以上に過酷な展開がページ捲る手を休ませて貰えないスリリングさが返って心地よい。
主人公・秋月の娘・光葉が父の背を見て消防士を目指す決意は決して上部だけの憧れだけで無く本物であることは読者全てに充分伝わってくる。前作未読の読者は前作と併せて読むことを強く勧める。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

『龍の守る町』の続編。瑞乃消防署のメンバーと、あの町に再び試練がふりかかる。困難の中で人と人との繋がりが生み出す奇跡。また、この町に心を動かされた。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

消防士が命懸けであることが、よく分かりました。震災や洪水などの災害にいち早く駆けつけ人命を救う人達、本当に頭が下がります。どうか救助に行って、自分の命を落とすことがないよう切に願っています。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「お父さん、わいも消防士になる!」(いやお前は色々手遅れやろ)

やーもう期せずしてタイムリーなお話になっちゃいましたね

本作のクライマックスは雨水の浸水により自動車内に閉じ込められた人を救助するというものなんですが、先日の千葉の豪雨の際も自動車に閉じ込められた人がかなりいて、残念ながら亡くなってしまわれた方もいました
(亡くなられた方のご冥福をお祈りします)

備えてます?

わいはぜんぜんです

窓ガラス割るトンカチな(トンカチて)
あれやっぱあったほうがいいよね
本作の主人公秋月司令補も言ってはりましたわ
その備えが大切な人の命を守ることに繋がるんです

他の人を救助するのにも使えるかもしれんしな
2,000円くらいらしいしな

「誰か」と「誰か」が繋がって、命を守るのや!

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

生きていることを感じさせてくれる

生きたいと感じさせてくれる

生きろと感じさせてくれる

『ミサゴの守る町』はまさにそのような小説ではないだろうか


災害を経験すれば、誰しも人生を振り返り行き方を顧みる
災害の極限状態の中で命を守るために覚悟を持って奮闘する消防士、我が町を守ろうとする人々、そして愛する家族を守る者


久しぶりに胸を打てれる作品に出会いました
これはぜひ読んでもらいたい一冊です


『龍の守る町』の続編なのでまずはそちらからどーぞ!

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

『龍の守る町』の続編。

5年前の大水害で義父母を救助出来なかった秋月龍朗は、後悔と自責の念に加えて水恐怖症に陥り、現場を離れて今は司令室にいる。
仕事のできる仲間たちに少しでも近づけるように日々頑張っていた。
そんな中、再び線状降水帯が発生し…。
誰かのためにと奮起する。


それは突然に起こる。
いついかなるときでも…
まだ大丈夫、ここは安心だから、と勝手に解釈していると、とんでもないことになってしまう。
大災害とはそういうことだ。
防災を侮ってはいけない。

今作では、秋月が再び現地で死と向き合いながらも救助に向かう。

古い体制に縛られるより、通信機能の不備を補うアプリの開発することが、どれだけ役に立つのかがとてもわかる。

若い人の手を借り、何が必要かを考えて取り組むことが大事だと気づいた。
ひとりではできない。
仲間は必要である。

町を守るのはひとりひとりの心がけかもしれない。





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2026年08月18日

Posted by ブクログ

砥上裕將の本は、「職業」の解像度がとても高いように思う。どのような仕事をしているか、だけでなく、一人ひとりがどのように思い、行動するのかということが鮮やかに描かれる。恥ずかしながら消防士の仕事について全く知らなかった私にこの本は、この職業の尊さについて教えてくれ、また新たな視点を与えてくれた。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

自然は恐ろしい。
人間が勝とうなんておこがましい。

でも、自然に傷つけられた人間を救うのは
やっぱり人間なんだ。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

『龍の守る町』続編。
ミサゴ(魚鷹)が空を舞う瑞乃町で、消防士・秋月龍朗(あきづき・たつろう)は5年前の大水害で大きな心の傷を負い、現場を離れることになった。異動先の指令室は声だけで命を繋ぐ場所。新たな仲間と業務に取り組んではいるが、未だに水への恐怖は拭えない。そんなある日、町の南方で線状降水帯が発生する。それは、5年前と全く同じ形をしていた。


毎日のように日本各地で線状降水帯が起こり、川が氾濫し、大きな被害が出ている。だから、余計この物語に感情移入してしまう。

水害の様、そして救助の様がリアルすぎで、実際にもこのような水害が起きて、このように救助を行っているんだなと、消防士、自衛官、警察官の方々には感謝をしてもしきれないくらい。

ドローンやアプリなどを使い、今の時代は災害が起きる予測は少しはできるようになってきたが、それでも天災は予想外に起きる。それを改めて気付かされた。

砥上さんの本はほとんど読んでいるけど、毎回、細かな取材をされて書いてることがわかるくらい
まるでノンフィクションのような物語だった。

余談だけど、ミサゴは英語でosprey(オスプレイ)と初めて知り、あのオスプレイはこれからきてるのかと、勉強になった。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

前作の直後からのお話。前作は過去を振り返る構成だったが、今回は実際に災害が起きると帯に書いてあり、いつ日常が崩れるのか、ハラハラしながらの読書となった。

この作品は、2年前の能登の豪雨を取材したもの。奇しくも、数日前に石川・富山県で線状降水帯、レベル5特別警報が発令されたばかりで、今起きている災害と作品内の災害が重なる。こんなことってあるのか…と思いながら読み進めた。
こんなタイミングだからこそ、読めてよかったと思う。災害はどこでも起こりうるが、実際に被災するイメージはなかなか湧かない。読むことによってその恐ろしさや悲惨さを知ることができるし、イメージすることができる。

登場人物たちは、5年前にすでに水害を体験している。故郷が根こそぎ奪われ、大切な人を失う経験をした人たちだ。そこにさらに山火事、豪雨災害……。あんまりだと思う。
前回との違いは、災害への意識の高さだ。
早めの避難や、消防団による近隣への声かけ、被害を想定した訓練など、それぞれがやれることをやってきていた。現実はそんなに甘くないとはわかっているが、その積み重ねが未来を変えるのだと思う。
登場人物の言葉は、そのまま私たちに向けられている。災害への備えや意識の高まる一冊だった。

話は変わるけれど、砥上さんの過去作からの登場人物も出てきて、砥上ワールド繋がってるんだ!!となった。しかも大活躍。
災害がテーマの話ではあるが、ところどころにほっこりしたり笑えたりするやりとりがあって、バランスがよかった。ちょっと分厚いけれど、読む価値の高い小説だと思う。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

緊迫した救助のシーンにかかると、こちらも息がつまるような、出口がみえない感覚になるけど、所々にティータイムや新生児のほっとするシーンがあって、緩急がよくつけられていた。

さらに、山の上には「線は、僕を描く」の斉藤さんが!しかもめっちゃ活躍しとる。

いい人ばかりで出来過ぎ感はあるけど、そういう小説だと割り切ってしまえば◎

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

朝、テレビつけたら石川、富山に大雨の特別警報。昨日は台風に、酷暑日10日で過去最多記録。「誰しもその時にならないと自分が被災するとは思わないもの」だけど、こう異常気象続くと、いつ被災しても不思議じゃない。今回は山火事に水害と災害もスケールアップし、家族に友人、上司まで被災。ダイハード並みの活躍だけど、ちょっとてんこ盛りすぎて現実感、薄れる。助けた猫を逃がす。「大人の仕事には責任が生まれる」だから逃がす。「想像力は知性と経験と想いが生み出すもの」咄嗟にそこまで…。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

6冊目の砥上裕將さんは『龍の守る町』の続編です。

5年前に未曾有の大水害に見舞われ、いまだに町のあちこちにその爪痕が残されている瑞乃町。この町で生まれ育った消防士の秋月龍朗は、20年を超える現場を引退し司令室勤務となった前作。

司令室とは、119番に電話をかけて繋がる場所で、迅速に状況を判断して救急車や消防車を出動させる重要な部署です。

秋月本人もトラウマを抱えながら、町を守るために奮闘します。

すごく良かったんですが…ただ、う〜ん、うまく言えないんですが、エンタメ感というかフィクション感というか、がちょっと強かった気がします。

でも災害の描写は非常に臨場感があって、とてもハラハラしました。映像化したらハマりそうですね。

そしてこの町、なんと『線は僕を描く』の世界と繋がっているようですよ。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

水害だなんて読んでいるだけで息が詰まりそう。日頃からの備えやご近所さんとに繋がりが重要ということね。ほんと、少しずつでも備えて考えておかないと。

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2026年08月07日

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