あらすじ
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19世紀中頃のフランス。当時、服装史に最も通じていたのは、過去の絵画作品に学んでいた画家たちでした。本書は、その時期に版画家として活躍したイポリット・ポーケ、ポリドール・ポーケの兄弟の服飾図版集2冊を再編集したものです。手彩色の服飾銅版画を5~19世紀のフランス国内、ならびに15~19世紀のフランス以外のヨーロッパや中東、アジアのものを時代順に収録しています。多くの著名な肖像画や風俗画に取材した彼らの作品は、服装史やイラスト、舞台衣装の資料としてはもちろん、画集としてもお楽しみいただけます。図版ごとの解説や、ヘッドドレス(頭かざり)や袖、襟などを紹介するコラムも満載。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
服飾史の権威徳井先生監修&マール社の黄金コンビによるファッション画集。
19世紀フランスの銅版画家ポーケが中世〜19世紀までの資料をもとに書き起こしたとのことだが、とても質が高くお絵描きの参考になる。
特に後ろ姿があるのがとても助かる。
女性のドレスだけではなく男性のファッションも描かれているのがとても良い。
比較的手頃な価格だし1冊持っていても良さそう。
Posted by ブクログ
19世紀の銅版画家ポーケ兄弟によるファッション画集。
各時代(5~19世紀)・世界各地の服装を
様々な絵や書物等から選び、描いている。
ナポレオン三世の時代。
現代と異なり、個人がこういう絵を探すのは難しい。
それを一冊に、美しい彩色の絵で収めているのだから、
必要とする人には有難かったに違いない。
貴族やブルジョアは、仮装舞踏会の参考に。
また、ロマン派の芸術活動に、時代考証の資料として。
デュマが「モンテクリスト伯」で描写した衣装が、
この本を参考にしたかな?と想像しながら眺めました。
Posted by ブクログ
これもパッと目に付いたので手にとりました。表紙の赤っぽいピンクが印象的です。
この絵が銅版画というのが、美術に詳しくない人間からするとまずビックリ!
銅版画なんて中高の美術の時間にやったくらいなので、何をどうしたらこんな細かい線と色がつけられるのやら・・・
中世ヨーロッパ風ファンタジーが好きで見たいと思ったのですが、思っていたよりも奇抜なファッションが多く・・・いや知ってはいたんですが・・・色々な意味で面白かったです。
個人的には「白日の狂気」がお気に入り。
一見普通の男女が手を取り合って踊っているだけの絵に見えるのですが、あれだけゴテゴテ着飾ることがずっと続いていた時代に、ローマ風?の白くて薄い布を1枚くらい身につけているだけ、というのは当時の歳が上の人間からしたらとんでもない狂行だったんだろうなぁと思うと同情するけど面白い。