【感想・ネタバレ】ヴァンパイア・エロティクスのレビュー

あらすじ

「君は今夜から僕だけの慰み者だ」優しかったはずの婚約者に凌辱されてしまうなんて!?……軟禁された洋館で真冬を待っていたのは行方不明だった鳴瀬。婚約者の彼は吸血姫に永遠の愛を誓う「屍鬼」へ変貌していた。しかも性格が一変。クールだった彼に獣欲剥き出しで躰を押し開かれ、執拗な愛撫と敬語言葉責めの果て処女を奪われて! 私を憎んで弄んでいる? それとも本当は純愛?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作「ヴァンパイア・プリンセス」の続編というか、スピンオフで、前作では脇役だった鳴瀬のお話です。

鳴瀬が屍鬼になったいきさつとか、当時の彼女であった真冬と鳴瀬の因縁とかも書かれていてよかったんですけど、ちょっと真冬が鳴瀬に再会するまでが長かったかなぁ。

ヴァンパイアものとはいえ、独特の世界観で、前作からかなり時間が経っているんで前作をちょっと忘れてましたが、触手が出て来て思い出しました(^^ゞ

永遠を生きる屍鬼となっている鳴瀬と限られた命の真冬。リリスであるファウスリーゼを愛さなければ死んでしまう屍鬼。どう最後まとめるのかと思ったら、意外な展開になって、最後は納得した終わり方になりました。確かに真冬がリリスになって、鳴瀬の新しい主になれば万事解決ですもんね。

あとがきに、あと2冊分のプロットがあるみたいなんで、また同じ世界観でのスピンオフものなら読んでみたいと思いました。

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2013年02月11日

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