あらすじ
巧妙なうそで人を陥れる、急に怒鳴る、二枚舌、モラハラを繰り返す、人の不幸に快感を覚える――。
人口の1、2割を占めるとされるサイコパス的特性をもつ人は、一見、カリスマ性があり、魅力的な人物にすら見える。だからこそ見つけづらく、違和感を指摘しないまま放置されていく。
しかし彼ら彼女らは、まるで少量の毒薬を毎日盛るかのように、じわじわと周りを蝕み、悪行を伝染させ、多数の被害を出す。
また、サイコパス的な特性はスペクトラム状ゆえ、サイコパスか、そうでないかと二分できるものではない。ふとしたきっかけで、あなた自身に潜むサイコパス的人格が現れる可能性だってある。たとえば、泥酔していたり、旅先や祭りの雰囲気の中で調子に乗ってしまったり……。
ただ、サイコパス的特性を持つ人の発見法、攻略法、そして被害を防ぐ方法もある。
25年以上サイコパスの研究を重ね、論文も多数発表してきた心理学者が、その知見を基に、著名人から職場や学校など身近な実例を多数紹介しながら解説する。ダークな人格を見抜くためのチェックリストも収載。手遅れになる前に、知っておいてほしいことが詰まった決定版。
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Posted by ブクログ
日常に潜む“毒になる人”=サイコパスに支配されないよう正体と嘘を科学的に見抜き身を守る術について、犯罪心理学とダークパーソナリティを専門とする著者によって記された一冊。
1章〜3章では、サイコパスを含む“ダーク・トライアド”と呼ばれる人格特性を紹介しています。
巧妙な嘘や二枚舌や威圧で場を支配していく過程に焦点を絞ります。
4章では、表面的な魅力に騙されず相手の矛盾や違和感を不意打ちの質問などで見抜くテクニックを紹介します。
5章〜6章では、誰しも一時的にひどい人になり得るリスクを指摘しつつ、交友関係やパートナーについて現在の状態を維持するべきか否かの判断基準を提示します。
7章〜8章:自己分析ターゲットにされないための手法や穏便に関係を断ち切るためのルールが解説されています。
最終章では、読者自身へのチェックリストが収載されます。
サイコパスは異常者と呼べるほど少ないものではなく、「身近に一定数いる存在」として正しく警戒すべきものです。
本書がその一助となること請け合いです。