あらすじ
◆今の若いビジネスパーソンが仕事で最も重視するのは、「収入」「昇進」ではなく、「上司の人間性」「仕事の内容そのもの」に変わってきた。つまり、自分が正しいと信じられる仕事をすることが自信と充実感を生み、豊かなビジネス・ライフにつながるのだ。本書は、人事コンサルタントとして定評のある著者が、自信とこだわりをもって仕事に取り組める新しい働き方を提唱する。
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Posted by ブクログ
仕事に対するやる気の出し方について非常に論理的な視点から説いている
モチベーションという表現というよりは、「動機」と表現するほうがあっている感じ。
のめり込む力
2009年と古い本ですが、ほとんどのビジネスパーソンに読んでいただきたい本です。仕事は、正当なパワーでこなす。現代はAIやICTも進み、単純労働は減り、仕事の難易度が高くなっている事実。そこに向かってどのように自信の強みを活かして仕事にやりがいの持てる環境を作るか、勉強させていただいた本です。ただ、今本屋では、ほとんどが廃盤なのと内容では、面接で聞かなくても良い質問に対して聞いてきた面接官がいる組織への返答方法など書いてましたが、そこはグローバルな視点で著者の方も書かれたと思うのですが、業種によってはストレス耐性についてわざと聞いて来てみたり、する組織もあるかと思います。この本だけでは、まだまだ完璧では無いと感じました。そこは、最近のヒット作田村耕太郎さんのアホと戦うなも合わせて一緒に読まれていただいて、人の気持ちを見抜く大切さを学んでいただき、心の知能指数を高めると良いかと思います。
Posted by ブクログ
楽しみながら仕事の成果をあげる7つのルール、と称して、ハイパフォーマーの仕事への取り組み方を説いた本。
7つのルールは下記のとおりである。
1.仕事のやりがいは自分で見つけよう
2.「正当パワー」で仕事をしよう
3.ストレスは元から解消しよう
4.仕事のプロセスに面白さを見出そう
5.シナジーを生み出そう
6.コミュニケーション力を鍛えよう
7.仕事と生活のバランスを快適に保とう
本書の特徴は、著者が心理学のバックボーンを持っていることから、それぞれの項目が有効であることの根拠づけに心理学を中心とした理論を用いているところにある。
原理原則を理解した上での「ルール化」なので、腹落ちする(議論が少々冗長に感じる部分もあるけど)。
原理原則が分かれば、場面に応じての応用が利きやすい。
好みは分かれるかもしれないが、著者の経験則だけに拠った威勢のいいフレーズばかりが踊る系統の本より、そういう意味で使い勝手がいいと感じた。
Posted by ブクログ
仕事にエンゲージメントをし、内的報酬を感じている人(すなわち、のめり込んで仕事をしている人)の方が、仕事幸福度が高いし、パフォーマンス成果も高い!「活力」「献身」「熱中」がエンゲージメントの3要素!
Posted by ブクログ
考え方に筋が通っていて、同意し易い。だからか、理解したつもりになるのだが、そもそも難しい学びがあるわけでは無い、正論の凝縮本だ。
モチベーションには正当性が必要。納得できない仕事を渋々するのは誰しも嫌だから、これはその通り。同じように思わず共感して、そうそう!と口に出してしまいそうになったのが、優秀な社員とは?という項。仕事とはプライベートを犠牲にしてでも成し遂げるべき。自分の価値観は口に出さない。辛いのが当たり前。こうした3つのパラダイムに応える、所謂ガリ勉社員が評価されるが、それは、与えられた価値観や基準に従っているだけだし、これを評価すると会社は同質化し、新たな価値を生まない。更には忍耐のパラダイムは連鎖する。これが変わりつつある、と。しかし、いやまだまだ!なんて感じながら、本と対話。
このパラダイムでなければ、今なにが求められるか、というと、内的報酬。ここでもキーワードは正当性。そりゃ、そうだ。
そうこう読み進める内に、コミニュケーションを鍛えよう!のコーナー。コンテクスト型ではなく、コンテンツ型で、具体的に相手の言葉で、ここでも正当に!いや、正当というのは、その通りで万能なフレーズなので、そのキーワードの多用はちょっと。という点はあるが、まま為になる本。