あらすじ
下関から新幹線に乗りこんだ男が「あの女にやられた」と叫び、突然の死を遂げた。残されたのは「火の山で逢おう」という謎めいた手紙。差出人は“耳なし芳一”だった。車中に居あわせた浅見光彦は、嫌疑をかけられた漫画家志望の家出娘池宮果奈と、自称ヤクザの高山に救いの手を差し伸べたばかりに事件に巻きこまれてしまう。「あの女」とは誰か、“耳なし芳一”が企む過去からの復讐とは? “浅見光彦シリーズ”舞台は長州下関へ――。
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Posted by ブクログ
浅見光彦シリーズ。舞台は下関。
このシリーズはまさに「旅と歴史」を同時に楽しませてくれるから良い。
倍量で犯罪の動機部分を掘り下げても十分面白いと思うけれども、1冊で程良く旅情と人情を感じさせる物語になっていました。
下関に行ってみたくなったなぁ…。
でも、本作の舞台の1つ「火の山」のロープウェイはしばらく運休みたいで残念。もっと日本は普通の日本人の大人が国内旅行しやすい国になって欲しいなぁ。