【感想・ネタバレ】戸隠伝説殺人事件のレビュー

あらすじ

戸隠は昔から数多くの伝説を生み、今なお神秘性に満ちた土地だ。長野実業界の大物、武田喜助が〈鬼女紅葉〉の伝説縁の地“毒の平”で毒殺された。戸隠村“矢立神社”では男女2人が背中に矢を刺されて殺された。そして第3の殺人が……。約四十年前の事件と現代のこの忌わしい殺人事件が細い糸で繋がれた時、明らかになる意外な事実とは!“信濃のコロンボ”竹村警部が難事件に挑む本格伝奇ミステリー。

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Posted by ブクログ

戸隠の鬼女伝説になぞらえた連続殺人事件。動機は最初から提示されておりサスペンスのようでもありましたが…実行犯が誰かなかなか分からなくて面白かったです。ここまでの内田先生で一番楽しめました。

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

戸隠神社に行ったばかりなので、土地勘がある。
土地勘があると読んでいて楽しいよなーと思って、借りた本。
内田康夫さんらしい設定。
そして、最後も。
内田康夫シリーズは好きなのだけど、最後がこういう結末になるパターンが多くて、それが少し残念。。
でも、戦時中は、人間が人間の心をなくしていたと思うから、この小説のような出来事は、実際に起こっていたかもしれないな。と思う。
戦争は、人間が人間の心をなくして、それに気づかず、それが当たり前だと錯覚する人が増えるのだと思う。

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2012年09月05日

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