【感想・ネタバレ】黒い空のレビュー

あらすじ

山内上杉家の末裔の事業家山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して定子を殺し、死体を会館の名所である「断崖」に埋め込んでしまう。門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する……。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・知識(歴史)のひけらかしっぽいところが清張っぽい
・室町~戦国時代の関東のことがよくわかる
・歴史をこえてまで陰湿!これも清張っぽい
・解説に書いてあったけど、清張の作品にはタイトルに「色」をつけたものが多く、なかでも「黒」が一番多いらしい。言われてみたら確かに!
・黒い空=カラスで、最後までこのカラスがキモだった。

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2013年04月25日

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