【感想・ネタバレ】数の風景のレビュー

あらすじ

負債をかかえて逃避行をする谷原は、同宿の設計士と“計算狂”の美女についての話をするうち、大金儲けのヒントを得る。それは、石見銀山坑内発掘と高圧線下の細長い土地の利権にかかわるからくりであった。早速、電力会社から1億2千万円の補償金を獲て、さらに勝負に出ようとする。しかし往年の殺人疑惑が谷原殺しを引き起こし、その接点には、「数字のある風景」があった……。巨匠の傑作長編推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

筆者最晩年の作品ではあるが、何か遠い時代を思わせる雰囲気もある。
時間の経過はゆっくりであるが、謎が謎を呼ぶ筆致で読ませるところはさすが巨匠というところである。
とはいえ、特に大きなドンでん返しもなく、作品としては平凡なものであると感じた。

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2013年08月15日

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