あらすじ
元博報堂制作部長の著者が徹底的に解説する、“五感”のトレーニング方法。今は、ネットワークの進化でみな横一線の情報持ちになり、モノも同様、ハイレベルなものが溢れています。そんな現代において、“発想力”は、クリエイターだけに必要なものではなくなりました。現代の競争社会を勝ち抜くには、「創造しかない」。モノもアイデアも、いくら高性能だって「好き」と言わせなければ意味がないのです。――そこで。40数年を広告業界で過ごした著者が、着実に・確実にクリエイティブ体質をつくるトレーニングを伝授します。キーワードは“ウォッチング”。数時間実行するだけで、変わります。おもしろくて、よく身に付く。一度身に付いたら消えないクリエイティブ体質を、あなたの武器にしてください。
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Posted by ブクログ
知ることには熱心なのに感じることが消えかかっている
『国家の品格』→「論理的思考能力はばっちり。しかし情緒に欠けている。これが最悪だ」
情報知識(本来持つ普遍性)×人間観察・洞察=知恵(独自性。独創性)
生活者優先社会
①相手の立場に立つこと
②自分らしさをもつこと 独自性・独創性
この二つに共通するのが五感
五感
「知る」から「感じる」へ 観 感 勘のトレーニング
人間観察がマーケティングのテーマ
定量調査から定性調査(人を動かすものは何か。一人一人の真実を発見)
「人間は合理性20%、非合理性80%で生きる動物だ」
できるクリエイティブな人
1問題意識の強い人 2改革意識の強い人
3人間観察に興味の強い人 4好奇心の強い人
※単なるクリエイティブ(感性・創造性)能力だけじゃない
創造性を磨き上げる方法
①好奇心(ボーダレスでなんにでも興味を持つ姿勢)
②フットワーク(現場が最先端だと考える)
③人間を深堀り
④感性を磨く (五感を意識 イメージを描く習慣)
⑤知識の集積 (量と質 アイデアのもとを集める)
⑥理論化(整理 構築)
⑦全体との関連性
⑧人の喜びを自分の喜びに
「知識の現場化」
現場を通して どう切り取るか その視点が知恵となる
情報知識
↓
観察洞察 人間観察 生活感 体験 ニーズウォンツ
↓
知恵
「自分探し」
提供できること[自分][社会]望んでいること
↓
☆発見☆
↓
ビジョン
夢・希望・約束(自分が存在したいために何をしたいのか)